国語辞典のベストセラー、
岩波書店「広辞苑」が
10年ぶりとなる改訂版(第7版)を
先週発売しました。
前回の広辞苑第6版において、
台湾が「中華人民共和国」の一部として
表記されていることに対し、
台湾側が岩波書店側に表記の修正を
求めましたが、誤りではないと
今回も修正はされていません。
しかし現実は戦後中国共産党に追われた
中国国民党が日本軍の去った台湾を制圧し
現在に至っているわけで、
「中華人民共和国」の一部という表記は
間違っているわけではありませんが、
正しくもありません。
性的少数者を意味する「LGBT」につづき
「しまなみ海道」の説明も誤りがあったと
次々に間違いを指摘される「広辞苑」、
間違いだらけの辞典が、
その地位を失うことにより、
ますます国民の「本離れ」は
加速しそうです。