という記事を見つけました。
「合宿所で共同生活させて管理するのは時代錯誤、
社会では18歳は大人として選挙権を与えたわけですし、
プロ野球選手というのは個人事業主です。
解雇されたら倒産を意味する。
自立心を持たせることが、
選手としての成長にもつながるはずです。
合宿所では人間形成に力を入れているという球団も
あるそうですが、そんなことは大人に対してやることではない。
プロ野球選手になったら、まず自分で不動産屋に行って交渉し
住居を借りる。食事は栄養面を考えて3食取る。
サラリーマンはみんなやっていることです。
自己管理とは程遠い、合宿所での画一的な選手管理は、
個性のある選手が生まれない要因にもなっている気がします」
プロ野球ファンのビジネス評論家の
コメントですが、これは間違えています。
まず、高卒の選手は18歳です。
喫煙、飲酒は法律で禁じられています。
合宿所にいても、喫煙や飲酒をする選手も
いるわけで、打撃や投球を指導するだけで
なく、生活面での指導も必須です。
大卒、社会人などの20歳以上の選手も
1年目は合宿所での共同生活をすることは
必用だと思います。
昔のように二人で一部屋というわけでなく
今はプライベートも充実できるように
なっており、野球でメシを喰うために
プロ野球選手になったのに、宿舎暮らしが
苦になるようならプロ野球選手に
向いていないのではないでょうか?
合宿所で暮らすから個性がなくなるような
人間は最初から個性がないのです。
これくらいのことでガタガタ言う評論家と
それを記事にするメディアに不快感すら
覚えます。