「あまんちゅ!」というアニメが実写映画化
される噂を聞きました。
「あまんちゅ!」の作者天野こずえ作品では
「ARIA」のほうが好きなので実写映画化
してほしいのですが・・・
と、ここでひとつ気づきました。
実写化されるアニメはアニメとしての価値が
薄いのではないでしょうか?
宮崎駿作品のアニメは日常的な作品であったと
しても、空を駆けまわったり、ロケのできない
舞台だったり、非日常的なアニメでないと
成立しない世界で成り立っています。
「ARIA」はネオ・ヴェネツィアという
イタリアのヴェネツィアを模した都市が
舞台となっており、実写化が難しいところが
あります。
そんな、実写では成り立たない作品だからこそ
「アニメ」が必用なのです。
言い換えれば、実写化できるのであれば
アニメである必用はないのかもしれません。
ただ例外もあるように思います。
たとえば「のんのんびより」です。
田舎が舞台で子役が4人いたところで
作品の世界観は成立しないでしょう。
「アニメだから許される独特の空気」
があると思うのです。
こういう角度からアニメを見るのも
おもしろいかもしれません。