自宅に連れ込み強姦殺人をしたとさける
白石容疑者は、警察の取り調べで、
女性たちに会ってみると実際に「死にたい」
と言っている人はいなかった。と証言しました。
これは不思議なようで当然です。
「死にたい」と言う人は、本当に自殺を
考えているのではなく、「死にたい」と発信
しているのです。白石容疑者はこういった
人とコミュニケーションをとるのに長けていて
これを糸口に若い女性を呼びよせて
強姦していたのでした。
接触された女性は想像もしていない展開で
あったでしょうが、優しさと凶悪さの
両面を持つ2重人格者の本心を見抜く
ことはできません。
あるテレビ番組で「白石容疑者は連行の際、
顔を隠していたので、殺人鬼らしくない」
と言っていましたが、これこそが彼が
二重人格者であることがわかります。
そこは、いい人バージョンだったわけです。
今回の事件は謎が多いと言われていますが
私から見れば非常にわかりやすい事件です。
「死にたい」と言う人の心理と
実際に自殺する人の心理が理解できれば
なんとなくわかってきます。
例えるなら、新興宗教の教祖が白石容疑者で
信者になろうと訪れたのが若い女性たちです。
「今後同じような事件を起こさないようにする対策がわからない」という声があります。
今回の事件が明るみに出たことが
何よりの対策となるのではないでしょうか?