「余震に関しては特異な大地震であった」と昨日の今頃
呟きましたが、今日未明、最初の地震より大きい
マグニチュード7.1の地震がおきました。
地震はまだ終わっていなかったのです。
このパターンはこれから起こるであろう和歌山県沖の
大地震の教訓となります。
過去のデータと断層から、首都直下地震は想定を超えた
大地震となりますが、1度おきた後は小規模な余震に
とどまります。
一方三重県、和歌山県沖でおこる地震は、首都直下より
震度は低いものの、1度起こった翌日から3日後にかけて
もう一度同規模の地震が起こると予想されます。
今回熊本県での地震は津波を伴いませんでしたが、
和歌山県沖の地震は間違いなく津波が発生します。
1度目と2度目の地震の間隔が狭かった場合は
東日本大震災の津波から予想されなかった津波の現象が
おきてるでしょう。
東日本大震災の場合も数年前からやや大きな地震と
小規模の津波があったため、大震災の2日前の
2011年3月9日マグニチュード7.1の地震がありながら
3月11日の地震に対する対策が甘かったために
大惨事となりました。
人気の深夜アニメに2期放送があるように、大きな地震
が起きた後も、それより大きな地震がすぐに起きるかも
しれないということを頭に入れておかなければなりません。
そう言う意味で、今回の地震は和歌山沖の地震に向けて
よい教訓になったと言えます。
追記
気象庁は14日の地震が「前震」で、
16日が「本震」と考えられると発表しました