2016年4月16日土曜日

熊本地震 2期

「余震に関しては特異な大地震であった」と昨日の今頃
呟きましたが、今日未明、最初の地震より大きい
マグニチュード7.1の地震がおきました。
地震はまだ終わっていなかったのです。

このパターンはこれから起こるであろう和歌山県沖の
大地震の教訓となります。

過去のデータと断層から、首都直下地震は想定を超えた
大地震となりますが、1度おきた後は小規模な余震に
とどまります。

一方三重県、和歌山県沖でおこる地震は、首都直下より
震度は低いものの、1度起こった翌日から3日後にかけて
もう一度同規模の地震が起こると予想されます。
今回熊本県での地震は津波を伴いませんでしたが、
和歌山県沖の地震は間違いなく津波が発生します。
1度目と2度目の地震の間隔が狭かった場合は
東日本大震災の津波から予想されなかった津波の現象が
おきてるでしょう。

東日本大震災の場合も数年前からやや大きな地震と
小規模の津波があったため、大震災の2日前の
2011年3月9日マグニチュード7.1の地震がありながら
3月11日の地震に対する対策が甘かったために
大惨事となりました。

人気の深夜アニメに2期放送があるように、大きな地震
が起きた後も、それより大きな地震がすぐに起きるかも
しれないということを頭に入れておかなければなりません。
そう言う意味で、今回の地震は和歌山沖の地震に向けて
よい教訓になったと言えます。

追記
気象庁は14日の地震が「前震」で、
16日が「本震」と考えられると発表しました