JR北海道の島田修社長は18日、記者会見を開き、
「JR単独では維持が困難な路線」を10路線13区間とし、
抜本的な見直しを進めると正式発表した。台風被災で
一部不通となっている根室線富良野―新得間など
3路線3区間には廃線を伴うバス転換を提案するほか、
石勝線新夕張―夕張間はすでに廃止で合意。
石北線など7路線9区間については、鉄道施設の一部を
自治体が所有する「上下分離方式」などを軸に地元と
協議する。2019年度末までに合意形成を図りたい構えだが
、多額の財政負担を迫られる自治体との協議は
難航が予想される。
以前にも紹介したとおり、JR北海道の経営はとても苦しい
状況になっていて、このままで北海道新幹線が札幌まで
完成すると、室蘭~旭川くらいしか残らないようです。
領土問題や国防の面からも北海道、沖縄の発展は
非常に重大で、稚内、網走、根室は絶対に廃線にしては
ならない路線です。
稚内、網走、根室の発展をロシアに見せつけることで
北方発展のサンプルとなり、外交に有利になります。
もちろん、その先には北方領土の返還もあります。
外国人旅行者の増加で観光需要はこれからも安定しますが
それだけではJR北海道の路線維持はできませんし
稚内、網走、根室は発展しません。
北海道の中心、札幌市こそ200万人近い人口を抱えますが
2014年のデータで網走市37,812人、稚内市36,638人、
根室市28,210人と市民全員が甲子園球場に行っても
満員にならない人口なのです。この現状を放置している
政治が異常だと思います。
北側をロシアと接し、北方領土を返還してもらう意思が
本当にあるのなら、゜稚内、網走、根室に省庁移転をするなど
国が積極的に中核都市として成長、維持、管理すべき
ではないでしょうか?
2016年11月19日土曜日
2016年11月18日金曜日
ヤマト運輸に是正勧告
運送大手「ヤマト運輸」の横浜市にある支店が、
残業代未払いなどを理由に、横浜北労働基準監督署から
是正勧告を受けていたことが分かった。
「ヤマトがAmazonの荷物を取り扱うようになって、
体感では荷物が2~3割増えたが、人手が足りていない。
僕みたいな状況でやっている人が大半。現場は本当に
苦しんでいます」と運送業界の苦境を訴えた。
昨日のネットニュースからの切り抜きです。
先週中国でネット販売が大盛況とニュースになったように
日本でもネット通販は発展を続けています。
ネットで何でも買える便利な時代ですが、それを支えるのは
ヤマト運輸を筆頭とした運送会社です。
成長企業のはずなのに、シェア拡大を狙った顧客の奪い合いで
適性な価格を維持できず、結果として従業員への待遇が
悪化しているのです。
待遇悪化は低賃金であるだけではなく、従業員が20名
必用なところを15名で回さざるを得なくなり、雇用の問題にも
繋がっています。
今、国会で少しでも年金の支払いを抑えようとして揉めて
いますが、そんなことよりも企業が適性な料金を徴収して
適性な人数を適正な労働時間で雇用できるように監視して
流れをつくっていく方が重要ではないでしょうか?
たとえば外国から安い品物が入ってくるとか、海外で売上を
伸ばすために、他国企業より安くするためとかの理由なら
価格競争の波に呑まれるのもわかります。
しかし、国内だけの競争分野でなぜ価格競争がおきていて
国もそれを放置しているのか・・・デフレ、少子化、年金など
国が抱える問題の緩和剤の元は、このあたりにありそうです。
残業代未払いなどを理由に、横浜北労働基準監督署から
是正勧告を受けていたことが分かった。
「ヤマトがAmazonの荷物を取り扱うようになって、
体感では荷物が2~3割増えたが、人手が足りていない。
僕みたいな状況でやっている人が大半。現場は本当に
苦しんでいます」と運送業界の苦境を訴えた。
昨日のネットニュースからの切り抜きです。
先週中国でネット販売が大盛況とニュースになったように
日本でもネット通販は発展を続けています。
ネットで何でも買える便利な時代ですが、それを支えるのは
ヤマト運輸を筆頭とした運送会社です。
成長企業のはずなのに、シェア拡大を狙った顧客の奪い合いで
適性な価格を維持できず、結果として従業員への待遇が
悪化しているのです。
待遇悪化は低賃金であるだけではなく、従業員が20名
必用なところを15名で回さざるを得なくなり、雇用の問題にも
繋がっています。
今、国会で少しでも年金の支払いを抑えようとして揉めて
いますが、そんなことよりも企業が適性な料金を徴収して
適性な人数を適正な労働時間で雇用できるように監視して
流れをつくっていく方が重要ではないでしょうか?
たとえば外国から安い品物が入ってくるとか、海外で売上を
伸ばすために、他国企業より安くするためとかの理由なら
価格競争の波に呑まれるのもわかります。
しかし、国内だけの競争分野でなぜ価格競争がおきていて
国もそれを放置しているのか・・・デフレ、少子化、年金など
国が抱える問題の緩和剤の元は、このあたりにありそうです。
2016年11月17日木曜日
赤レンガ倉庫横広場
2016年11月16日水曜日
ダイヤモンドポイント2016
2016年11月15日火曜日
とりあえず、君は日本一の高校生になりなさい。
週刊少年ジャンプのコミックで累計1億部を越える
5作品のひとつに「スラムダンク」があります。
その中に登場するバスケット部顧問「安西先生」の
名言は当時少年だった子供が社会にでていっても
役立つ名言がたくさんあることで噂になっています。
「最後まで・・・希望をすてちゃいかん
あきらめたらそこで試合終了だよ」
これが一番有名なものかもしれませんが
私が一番心に残る台詞は別にあります。
「とりあえず、君は日本一の高校生になりなさい。」です。
これには前置きがあり、日本よりもアメリカという
レベルの高い世界で戦いたいという天才選手
「流川」に言い放った一言です。
近年、野球もサッカーもすぐ有名になると海外で
挑戦たいと外国へ戦いの場を移すプロ選手が
数多くいます。それを開拓した野茂英雄氏は
応援もしていましたし、尊敬していましたが、
大半の選手を私は応援していません。
まず日本を制して世界の舞台に立つ選手でなければ
真の挑戦とは思えないからです。
今年この資格を有する選手がひとりだけいます。
プロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平選手です。
個人成績こそ規定に達せずトップでないものの
チームを日本一に導いた規格外の力量は誰もが
認めるところです。日本ハムが指名しなければ
アメリカのメジャーリーグに行くところでしたが
もしメジャーに言っていれば安西先生の言う
「それは逃げじゃないのかね?」にあたるところでした。
早ければ来年オフメジャーリーグへ行きそうですが
その花道を飾るべく来季は投手、打者のいずれかの
部門でトップになってほしいものです。
「とりあえず、君は日本一の高校生になりなさい。」です。
これには前置きがあり、日本よりもアメリカという
レベルの高い世界で戦いたいという天才選手
「流川」に言い放った一言です。
近年、野球もサッカーもすぐ有名になると海外で
挑戦たいと外国へ戦いの場を移すプロ選手が
数多くいます。それを開拓した野茂英雄氏は
応援もしていましたし、尊敬していましたが、
大半の選手を私は応援していません。
まず日本を制して世界の舞台に立つ選手でなければ
真の挑戦とは思えないからです。
今年この資格を有する選手がひとりだけいます。
プロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平選手です。
個人成績こそ規定に達せずトップでないものの
チームを日本一に導いた規格外の力量は誰もが
認めるところです。日本ハムが指名しなければ
アメリカのメジャーリーグに行くところでしたが
もしメジャーに言っていれば安西先生の言う
「それは逃げじゃないのかね?」にあたるところでした。
早ければ来年オフメジャーリーグへ行きそうですが
その花道を飾るべく来季は投手、打者のいずれかの
部門でトップになってほしいものです。
2016年11月14日月曜日
ピンチの後にはチャンスあり
安倍首相は本日参院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で
トランプ次期大統領が在日米軍駐留経費を日本が全額負担
するよう主張してきたことについて、「日米間で適切な分担が
図られるべきだ」と述べ、拒否する考えを表明しました。
トランプ氏は選挙前の公約撤回をにおわす発言を
していましたが、基本姿勢は崩さないことは昨日述べたとおり
です。米軍が沖縄から撤退せずとも負担増額を日本に
要求することは必至で、安倍総理の発言はそれをけん制
するものでしょう。
ピンチの後にはチャンスあり
野球でよく言われることばです。
今回の問題も考え方次第ではチャンスとなるかもしれません。
そもそも沖縄はじめとする各地の米軍基地問題は太平洋戦争
の敗戦から始まります。
他国である日本の領土に基地を設けて、日本周辺の安全保障
を実践しているわけですが、そういった立場上米軍は日本で
優遇されており、様々な問題がおこります。
米軍兵が日本で犯罪を犯しても基地に逃げ込んで日本では
裁けなくなったことが何度もありました。
基地負担が増えることは財政的に確かに厳しいことです。
しかし財政負担をすることにより、アメリカの言いなりになっていた
これまでの駐留する米軍に対して、我が国は否定が要求をでき
これまで一方的であったものが共有のものとなるわけです。
米軍基地が反対される最大の理由は米軍兵が事故や事件を
おこすからです。騒音も問題ですが、それは自衛隊基地も同じことで
第一の理由はこちらです。
そこで例えば、お金を出し駐留できるエリアも広げる代わりに
そのエリアから外に出ないようにさせればいいのです。
万一出て事件や事故をおこせばアメリカ国内に逃げても
日本の法律に準じ時効は成立しません。
そうすれば基地周辺も少しは不安がなくなると思います。
これまでもつぶやいた通り、今後の国際交渉はアメリカに限らず
難しいものとなります。
厳しい要求から我が国の利益となるようにもっていくことが
今後の交渉に求められます。
トランプ次期大統領が在日米軍駐留経費を日本が全額負担
するよう主張してきたことについて、「日米間で適切な分担が
図られるべきだ」と述べ、拒否する考えを表明しました。
トランプ氏は選挙前の公約撤回をにおわす発言を
していましたが、基本姿勢は崩さないことは昨日述べたとおり
です。米軍が沖縄から撤退せずとも負担増額を日本に
要求することは必至で、安倍総理の発言はそれをけん制
するものでしょう。
ピンチの後にはチャンスあり
野球でよく言われることばです。
今回の問題も考え方次第ではチャンスとなるかもしれません。
そもそも沖縄はじめとする各地の米軍基地問題は太平洋戦争
の敗戦から始まります。
他国である日本の領土に基地を設けて、日本周辺の安全保障
を実践しているわけですが、そういった立場上米軍は日本で
優遇されており、様々な問題がおこります。
米軍兵が日本で犯罪を犯しても基地に逃げ込んで日本では
裁けなくなったことが何度もありました。
基地負担が増えることは財政的に確かに厳しいことです。
しかし財政負担をすることにより、アメリカの言いなりになっていた
これまでの駐留する米軍に対して、我が国は否定が要求をでき
これまで一方的であったものが共有のものとなるわけです。
米軍基地が反対される最大の理由は米軍兵が事故や事件を
おこすからです。騒音も問題ですが、それは自衛隊基地も同じことで
第一の理由はこちらです。
そこで例えば、お金を出し駐留できるエリアも広げる代わりに
そのエリアから外に出ないようにさせればいいのです。
万一出て事件や事故をおこせばアメリカ国内に逃げても
日本の法律に準じ時効は成立しません。
そうすれば基地周辺も少しは不安がなくなると思います。
これまでもつぶやいた通り、今後の国際交渉はアメリカに限らず
難しいものとなります。
厳しい要求から我が国の利益となるようにもっていくことが
今後の交渉に求められます。
2016年11月13日日曜日
トランプ次期大統領について日本が抱く幻想
まさか当選しないだろうと予想していたトランプ氏が大統領選を
制して「トランプショック」に揺れ動く日本ですが、当選後の会見
以降、それまでの強硬姿勢を崩している姿を見て、不安から
期待へと変化しているようです。
アメリカ市場の好調を受け日本市場も10日木曜日に反発して
為替も円安に転じました。
安倍総理とトランプ氏が17日木曜日会談することも決まって
不安から安心モードへと転じているようです。
しかし本当に安心なのでしょうか?
確かに当選後イスラム教徒入国禁止に対し口を閉ざしました。
オバマ大統領が成立させた医療保険制度のオバマケアを、
廃止ではなく、内容の修正をする方向にはいっています。
しかし、海外に対する姿勢は柔軟になったり解釈を変えても
基本的には変わらないと思います。
小池都知事が「東京ファースト」を基本とするように、トランプ氏は
「アメリカファースト」を基本とする点はぶれないのです。
これは彼がビジネスマンだからです。
やり方を変えても、達成する目標は変わらないのです。
彼が優秀なビジネスマンであることは、当選後の行動力からも
わかります。当選3日で現職大統領と会談、9日後には日本の
総理大臣と会談、これらはいずれも異例の早さです。
今、アメリカでは反トランプ運動の大規模なデモがおこっています。
「トランプは私の大統領ではない」などと訴える群衆に対し
「デモの参加者が私たちの偉大な国への情熱を持っているのは、
すばらしい」と融和を求め態度を軟化させています。
このままトランプ氏は丸くなってしまうのでしょうか?
あれだけのことを言った選挙運動中の発言をことごとく
裏切るとどうなるかはトランプ氏でなくとも想像ができます。
たとえば「メキシコ負担でメキシコ国境に壁を作る」という発言は
物理的な壁をメキシコがつくるのではなく、メキシコからの
違法入国を厳しくした「見えない壁」を気づき、メキシコからの
貿易収支を黒字にしてもアメリカ国民からすれば同義です。
つまり今アメリカの好景気から取り残されている大多数を豊かに
すればいいのです。
この考えだとTPPは参加しないか、一度決定したものを再度交渉の
テーブルを用意するはずです。
沖縄から基地撤退はありませんが、我が国に負担増を求めてきます。
また気を付けないといけないのは、彼のスピードです。
トヨタの重要案件がエレベーターの中で決まった様に、瞬く間に
方向転換ということもありえます。為替や株式投資をする場合
今後はより一層の警戒が必用です。
トランプ次期大統領について日本の多くの人が抱く幻想を早く
振り払うことです。
そして我が国の政府も俊敏なトランプ氏へ交渉、提案が即時に
できるような人材や体制を今からでも再構築すべきです。
制して「トランプショック」に揺れ動く日本ですが、当選後の会見
以降、それまでの強硬姿勢を崩している姿を見て、不安から
期待へと変化しているようです。
アメリカ市場の好調を受け日本市場も10日木曜日に反発して
為替も円安に転じました。
安倍総理とトランプ氏が17日木曜日会談することも決まって
不安から安心モードへと転じているようです。
しかし本当に安心なのでしょうか?
確かに当選後イスラム教徒入国禁止に対し口を閉ざしました。
オバマ大統領が成立させた医療保険制度のオバマケアを、
廃止ではなく、内容の修正をする方向にはいっています。
しかし、海外に対する姿勢は柔軟になったり解釈を変えても
基本的には変わらないと思います。
小池都知事が「東京ファースト」を基本とするように、トランプ氏は
「アメリカファースト」を基本とする点はぶれないのです。
これは彼がビジネスマンだからです。
やり方を変えても、達成する目標は変わらないのです。
彼が優秀なビジネスマンであることは、当選後の行動力からも
わかります。当選3日で現職大統領と会談、9日後には日本の
総理大臣と会談、これらはいずれも異例の早さです。
今、アメリカでは反トランプ運動の大規模なデモがおこっています。
「トランプは私の大統領ではない」などと訴える群衆に対し
「デモの参加者が私たちの偉大な国への情熱を持っているのは、
すばらしい」と融和を求め態度を軟化させています。
このままトランプ氏は丸くなってしまうのでしょうか?
あれだけのことを言った選挙運動中の発言をことごとく
裏切るとどうなるかはトランプ氏でなくとも想像ができます。
たとえば「メキシコ負担でメキシコ国境に壁を作る」という発言は
物理的な壁をメキシコがつくるのではなく、メキシコからの
違法入国を厳しくした「見えない壁」を気づき、メキシコからの
貿易収支を黒字にしてもアメリカ国民からすれば同義です。
つまり今アメリカの好景気から取り残されている大多数を豊かに
すればいいのです。
この考えだとTPPは参加しないか、一度決定したものを再度交渉の
テーブルを用意するはずです。
沖縄から基地撤退はありませんが、我が国に負担増を求めてきます。
また気を付けないといけないのは、彼のスピードです。
トヨタの重要案件がエレベーターの中で決まった様に、瞬く間に
方向転換ということもありえます。為替や株式投資をする場合
今後はより一層の警戒が必用です。
トランプ次期大統領について日本の多くの人が抱く幻想を早く
振り払うことです。
そして我が国の政府も俊敏なトランプ氏へ交渉、提案が即時に
できるような人材や体制を今からでも再構築すべきです。
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