2016年5月23日月曜日

2025年万博誘致の開催予定地「夢洲(ゆめしま)」に

大阪府松井知事が一昨日のブログを見たのでしょうか?
大阪オリンピック構想でメイン会場として使用されるはず
だった大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」を2025年の
国際博覧会(万博)会場候補地としていることが明らかに
なりました。

2025年の国際博覧会(万博)開催の会場候補地として
吹田市の万博記念公園を筆頭にりんくうタウンなど
大阪府内6カ所を選定していましたが、夢洲(ゆめしま)
はあがっておらず、まったく意外な発言でした。

確かに夢洲(ゆめしま)は地下鉄中央線を延伸する準備
ができており、道路も阪神高速湾岸線北港ジャンクション
から10分ほどのアクセスの良さで敷地も膨大です。
しかし、これまでの府政・市政のあり方は、万博付近や
梅田周辺の開発が優先されていているのが現実です。
あまりに隔離された広大な土地であることから、
IR(総合型リゾート)事業の誘致をしているものの
カジノが現在の法規制では違法となるため二の足を
踏んでいるのが現実です。

私はりんくうタウンが会場となる予想をしていました。
大阪市が建てた南港の高層ビルは大阪府庁別館として
活用されていて、その影響で南港は活気づきましたが
りんくうタウンの高層ビルは放置状態で周辺は寂れて
いるので、万博開催で帳尻を合わせるものと
思っていたので、ここで夢洲(ゆめしま)を出してくるか
という感覚です。

不安は、開催地がどこだとか、万博を大阪へ誘致できるか
よりも誘致成功後に万博自体を成功させられるかどうかです。

2016年5月22日日曜日

思い切った税制改革

消費税10%への増税について、安倍首相はあくまで、
リーマンショックような事態や東日本大震災など
「大きな事情の変更が突発的に発生すること」が
ないかぎり、公約どおり実施すると言っています。
リーマンショックような事態はないまでも、熊本地震を
東日本大震災の域とするかどうかのコメントは
今のところありません。
今、消費税増税を取りやめると表明すると、伊勢志摩
サミットでの立場が悪くなるので、本音がでるのは
参院選の前か後かになりそうです。

地方創生に関して、首都機能を大阪に、皇居を京都に
移すくらいのことをしないとダメだと私は言っていますが
税制に対しても同様です。

共産党のようなことを言いますが、消費税は廃止です。
代わって所得税を増税します。
単純に年収500万円で1.5倍、1000万円で2倍、
年収2000万円今の3倍の税金を納税してもらいます。
これは、海外で稼ぐ日本人と日本で稼ぐ外国人の
両方に適用します。仮に税金逃れでシンガポールなどで
商売しても、日本国籍の人には納税義務を課します。
法人税を下げる代わりに、日本人や日本に関わる「人」
に対してすべて増税するのです。
さらに法人税は所在する都道府県によって増税します。
東京都は5倍神奈川県など東京周辺の首都圏と呼ばれる
地域は4倍大阪府、愛知県は3倍というふうにする代わりに
沖縄県などは0.5倍と地方は減税します。

税制改革だけでなく、円とビットコインを交換する機器は
税務署以外設置してはいけないという法律を施行して、
税務署を介さず仮想通貨を使用できないようにします。

もちろんこれだけでは日本経済は健全化しません。
この先の超高齢化社会での年金支払金が不足することは
必至です。
対策として現在発行している日本国債を日本銀行が
すべて買い取ります。通常このようなことをすると
自国通貨が信用を失い、暴落してしまうのですが、
アメリカや欧州の経済が不透明になると円に人気がでる
という流れから、この政策で1ドル300円まで円が下がっても
欧米で何かあると確実に150円くらいまで回復します。
この政策を取り入れることにより、海外からの冷たい視線に
首脳が耐えられるかどうかというだけです。

そして、保育や介護を職員を国家公務員とする代わりに
支出を抑えるため、国会議員を含めた全公務員の給与を
削減したうえで、公務員にも最初に述べた所得税や
施設に対しては法人税に相当する納税義務を課します。
税金で得た報酬から税金をとるのはおかしいと思うかも
しれませんが、「税金を払わず、税金を使う」という
立場だからこそ、舛添知事のような人は絶えないので、
税金というものを考えてもらうためにも必用だと思います。

いずれにしろ、歴史に残るような大胆な改革をしないと
歴史に残るような大惨事となることは目に見えています。

2016年5月21日土曜日

大阪オリンピック構想

大阪オリンピック構想という言葉をご存知でしょうか?
2008年夏季オリンピックの開催を大阪で目指していた構想で
開催は北京に決定したため、開催は実現されませんでした。
wikiによると「環境破壊および会場アクセスなどの諸問題」
とあります。

「環境破壊」とありますが、六甲山系を削って無理に埋立て
造成した神戸と比べて、大阪の埋め立て地は堆積物でもともと
浅瀬を埋め立てており、自然を利用した埋立です。
「会場アクセス」については、道路などを整備する前に
候補地に手を挙げた為で、計画ミスと言えます。
つまり、構想を練って計画することを雑に急いだための
失敗です。計画していた時期に中国が立候補して開催される
であろう情報もあったのですが、スルーしていた点も重要です。

そして、今日なぜこの件で呟いているのかと言いますと
「伊勢志摩サミット」が近づいているからです。
「伊勢志摩サミット」は大阪オリンピック構想の舞台である
埋立地とは違い、自然の美しい地域ではありますが、
構造はよく似ています。
「諸問題」のひとつに警備上の問題がありました。
「会場アクセスが悪い」ということは、少ないアクセス部分を
破壊されたりすると、運営できなくなると批判もありました。
しかし、今回の「伊勢志摩サミット」は会場である賢島に架かる
橋と鉄道を封鎖して、警備を集中でき、逆に安全だと
言っています。
要は、当時の大阪市はバブル崩壊後の不況を早く脱出したいが
ために、この構想を焦り過ぎた為、どうプレゼンし、批判や
疑念に対してのシュミレーションができていなかったのです。
海上五輪は警備上問題があると言われながら
伊勢志摩サミットがおこなわれているのが、よい証拠です。

少し遅れてでも、オリンピック招致に成功していれば、
地下鉄中央線のコスモスクエア駅から先の海底トンネルが
完成しておりながら、開通の目途が立たないという事態も
ありませんでした。
橋下知事時代の大阪都構想もこれらの大阪市の埋め立て地は
昔の市政の汚点の象徴として、活用していく気はなく
今後もしばらくは荒地として放置されそうです。

2016年5月20日金曜日

第三者、専門の弁護士の厳しい、公正な目で 調査をしていただきたいと思っております。

第三者、専門の弁護士の厳しい、公正な目で
調査をしていただきたいと思っております。

今日午後2時から東京都舛添知事の定例会見
において、一連の政治資金疑惑に対しての
記者の質問に対しての舛添知事の回答は
一貫してこのことばでした。

あまりにしつこいこの問答に

ふざけてんのかこいつ
これ生なの?ループしてるのかと思ったわwwww
こいつ代理ロボットじゃね?
舛添答弁部分別撮りループ再生疑惑
コント見てるみたい
壊れたレコードかよ
まだループ放送続いてたのか
都民はなんでこんなの選んだんだ
こういう対応が一番駄目

などネットも大炎上で、ネット民にはよい暇つぶしに
なったようです。

私のポイントは
「第三者が調査をして、その結果どう判断するのか?」
という類の質問に
「調査をします。そこからの判断は考えていません。」
「結果に対して、アドバイスしてもらい、知事の仕事を
全うします。」
などと回答しています。
つまり、今回一連の疑惑は「政治資金規正法」に違反
していると断言できないため、第三者、専門の弁護士の
厳しい、公正な目で調査をした場合、「問題ない」と
なるのが普通です。
つまり、「自分は間違っていない、知事も続ける」
という会見なのですが、
それを今言うと都民の反感や世論、政治的圧力などの
圧がかかるので、後回しにしているのです。

週間文春は一の矢、二の矢のあとに三の矢というのが
用意しており、これが一番すごいネタであるという噂が
あります。
法的に問題ないから、後で恥をかいても知事をつづけるのか
法的に問題なくとも、状況を真摯に受け止めるのかの
二択状態であることを本人はわかっているのでしょうか?

2016年5月19日木曜日

反省しなかった結果

ここ数日「コリジョンルール」の運用が間違っているのに
間違いを認めず、反省しない審判を含めたNPBに対して
呆れています。
「事故があったら検証し対策を考えて実践する」
これができなかった場合・・・反省しなかった結果の
ひとつの具体例たる事故が今朝ありました。

幸いにも負傷者がいなかったので、大きなニュースに
なっていませんが、本日午前9時55分ごろ、大阪府箕面市
下止々呂美の新名神高速道路の工事現場で、橋桁を
支えている仮受け台が崩れ、下にある箕面有料道路に
落下した事故です。




































この現場は梅田方面へ向かう「新御堂筋」の北端に
あたる道であるため、もう2~3時間早ければ、大惨事
になっていたかもしれません。
新名神高速道路の大津から神戸の工事中区間では
先月22日、神戸市北区道場町の建設現場で、
長さおよそ120メートル、重さおよそ1350トンの橋桁が、
およそ15メートル下の国道に落下し、作業員2人が死亡、
8人が重軽傷を負う事故が起きたばかりです。
その反省がまったくなされていないから、こういう結果に
なるのはごく自然です。

2016年5月18日水曜日

東武東上線脱線
















今日のお昼のニュース、スズキの燃費不正についても
気になりますが、もっと気になるのは
東武東上線の中板橋~大山駅間で、成増発池袋行の
普通電車が脱線した事故のニュースです。

2005年尼崎でおきたJR西日本の脱線事故は
速度超過でカーブを曲がりきれないものでしたが、
よくあるパターンはポイントの不具合か天候による
ものです。
現時点で情報が少ないため、まだわかりませんが、
今日の事故は天候でもポイントでもなさそうです。
そうです。今回気になるのは原因です。

乗車していた人のツイッターで
「ガタガタいいはじめて、車両側面から煙が出て、急停車」
とあります。
障害物があっての脱線であれば、運転士の証言で
すぐに報道されますが、3時間以上経過しても
まだ報道されていないので、その可能性は高くありません。

列車の車輪は簡単には脱線しない構造なのですが
ほぼ中央の車両後部が脱線しているこの状況は
一部だけ簡単に脱線してしまったようにも見えます。
今回は負傷者がいなかったのが不幸中の幸いでしたが
早く原因をつきとめ対策に努めてほしいものです。

2016年5月17日火曜日

コリジョンルールの欠陥

月曜日はプロ野球の試合がないのでNHKや民放でも
5月11日甲子園球場でのコリジョンルール適用について
疑問視する意見が相次いでいました。

捕手がバウンドに反応して走路を塞いだ場合適用されない
ルールを適用した明らかな誤審なのですが、よく読むと
タイミングがアウトならブロックしても適用されないようです。
もともと捕手を危険なスライディング、タックルから守る
ルールであったので、あたりまえのことなのです。
なぜ運用段階になって捕手に不利なルールになったのか
謎ですが、決めたルールを守るのが審判の仕事です。
コリジョンルール














よく読んでいるとタイヘンなことに気がつきました。

このルールの(1)は走者が危険な本塁突入をした場合
突入した走者はアウトになり、他の走者はその時点で
最後に触れていた塁に戻るという「危険な走塁の防止」
について書いています。
(2)は今回問題になった「捕手の守備」について書いて
います。

5月6日西武ドーム、西武対日本ハムの試合で、
西武ライオンズの高橋光成投手が本塁カバーに入り
ホームにスライディングする選手にタッチしていったんは
タッチアウトの判定がでました。
しかしビデオ判定の結果、高橋光成投手の左足が
ホームベースにかかっていたため、コリジョンルールの
適用により判定が覆りセーフとなりました。

・・・ん!?
(1)では走者が捕手、または野手に対して危険な走塁を
してはいけないと書いているのに対し、
(2)では「捕手が走路を妨害してはいけない」と
捕手に限定しているのです。

高橋光成選手は捕手ではありません。
つまり、コリジョンルールの範囲外であり
「コリジョンルールの適用でアウト」と言った時点で
審判員のミスです。

「あげ足をとっている」と言われるかもしれませんが
ルールは守られなければなりません。
ましてや(1)でわざわざ
本塁のカバーに来た野手(投手を含む、以下「野手」という)
と書いているのです。
私の言い分が間違っているのであれば
「コリジョンルールの欠陥」と言わざるをえません。

ルールをつくった目的から「コリジョンルールの欠陥」とは
思えません。
問題は「コリジョンルール」を決めた時点での方針が
運用する時点で変わってしまっていたということです。
その経緯を検証することが重要で、審判のみなさんは
謝罪をして明日からでもルールに則ったジャッジを
してほしく思います。
そうでないと、日本の野球、国際競技としての野球の地位が
益々低くなってしまいます。

高橋光成選手は捕手ではないので、ルールの適用外です。