2016年12月1日木曜日

天皇陛下、生前退位の先

















皇太子ご夫妻の長女愛子さまは本日、15歳の誕生日を
迎えられました。おめでとうございます。
左が昨年14歳になった時、右が15歳の画像です。
最近、健康状態がすぐれず学校を休みがちとは聞いて
いましたが、画像を見るとその深刻さがにじみ出ています。

天皇陛下の生前退位の議論がここ数日報道されていますが
愛子さまを拝見すると、まさに「皇族のプレッシャー」の
ようなものを感じます。
幼少の頃より、ぽっちゃりとしていただけに、現在のお姿には
危険さえ感じます。

仮に天皇陛下が生前退位されると恐らく皇太子殿下が
天皇となるのでしょうが、そうなるとさらに愛子さまに対し
精神的なプレッシャーがかかると思います。
特別法制定や皇室典範改正などいろいろな意見が
でているようですが、もし生前退位される場合は
皇太子殿下の次の天皇は秋篠宮文仁親王、悠仁親王へと
レールを敷いておくことが私個人の意見としてよいと思います。
男性とか女性とかではなく、今の愛子さまの姿を見ていると
そこを曖昧にしておくべきではないと思います。

ただ悠仁親王もまだ10歳です。
そこを考えると陛下は平成30年くらいで退位できればと
お考えのようで、政府も2019年頃をめどに考えている
ようですが、私としては東京オリンピック・パラリンピックを
終えた2021年までがんばってほしいと願っています。

2016年11月30日水曜日

これからの農業

自民党は11月25日に農林関係の合同会議を開き、
JA全農(全国農業協同組合連合会)に対して、
数値目標を盛り込んだ年次計画を作って、
肥料などの販売部門のスリム化を求めるなどとした
農業改革案を了承しました。

要は肥料ひとつ仕入れるにしても、JA全農が仕入れ
各地の農協へ卸して農協が農家に流すので
コストがかかるから簡単にしなさいというもので
全農、農協は自分たちを通らないとお金がおちないので
「これは農業改革ではなく農協改革だ」と反論しています。

しかしグローバル化により貿易がボーダーレスになると
日本の農作物は価格が高いので潰れてしまいます。
私の思う農業の理想は減少する人口分の食物は
自給自足できる水準まで農作物の収穫量をアップさせる
ことです。
そのうえで、一部は輸出して不足分は格安で品質の悪い
海外産を輸入して、格安なスーパー、飲食店が扱えばよい
と思っています。

そのためにはコストダウンが必用です。
まずは構造改革が必用です。農家の意識から難しいとは
思いますが、基本的に農協が生産する体制にするのです。
農家から土地を買い上げ、農家は従業員として生産します。
効率を上げるため、住まなくなったり、使わなくなった土地も
農地に変えていって大規模な低コストに挑みます。
もちろん肥料は生産をする農協が直接購入しますし
収穫した作物は、直接生産者である農協が市場へ卸しますし
場合によっては契約したスーパーやレストランとも直接取引
します。
もちろん農協以外に企業が免許制で新設することも可能です。
過疎化で荒れる地方の土地はどんどん農地化していくのです。
市町村の納税の問題を解決するためにも地方に関しては
平成の大合併以上に市町村を統合していく必要もありますが、
「日本を変える」気でないと達成できません。

2016年11月29日火曜日

4者協議から見える、小池都知事のしたたかさ

「韓国の朴大統領が任期前の辞任を表明」
「給付抑制の年金法案が衆議院を通過」
「南米でブラジルサッカー選手が搭乗するチャーター機墜落」
今日もいろいろなニュースが飛び交いましたが
私が選んだ今日のベストニュースは
「東京オリンピック・パラリンピックの4者協議」です。

私がこのニュースを選んだのは、新しく「有明アリーナ」を
つくるのか、既存の「横浜アリーナ」を使うのかという
バレーボール会場の問題のやりとりです。
「あとしばらく時間を頂戴したい」として、結論の先送りを求めた
小池知事に対して森会長は
「私の知りうる情報では横浜は迷惑していると聞いている。
それは野球競技を行うことが内定していて、これで手一杯なんです」
「我々が他の都市にお願いするときは、
国内、国際競技連盟、各自治体と合意を取り付けてから、
IOCに相談した。あと1カ月で横浜から合意を取れますか」
と立て続けに噛みつきます。
私が知事ならブチ切れて
「有明アリーナは作らないことを前提にこれから精査します」
と言うところですが、小池知事は笑顔で
「ありがとうございます。横浜市には賛同してもらっている」
とさらりと流します。
これに腹を立てたのが森会長で、さらに
「くどいようですが、横浜は受け入れてくれるんですね?」
と「こどものけんか」みたいな態度になっても
「期待しています」と切り捨てました。

有明がいいのか横浜がいいのかは別にして、
今回の会議がすべて公開されたところがよかったです。
当初会議は一部公開の予定のところ小池知事が会議を
全部公開してほしいという要望をだしていたようです。
ボート会場と水泳会場は当初の予定通りで
バレーボール会場は先延ばししたいと小池知事が
結果から切り込んだため、さすがの森会長も会議を
公開のまま止められなくなってしまったようで、このやりとりは
非公開としたかったのでしょうがこの事態となりました。
企みが成功し、小池株が上がり、森株大暴落という結果に
なったのです。

決まっていたものがひっくり返るのは、アメリカ大統領がかわり
TPPが白紙になる見込みのように今の流行です。
日本がこういう態度をしていると国際社会からの信頼を失うと
いう人もいるようですが、こういう態度を見せることが国際社会に
対して意味のあることかもしれません。

2016年11月28日月曜日

明石家さんまの神対応

最近凹みがちなことも多い私は、お笑い系の番組を
よく見ます。
「明石家さんまの神対応」という番組が録画されてたので
見て感動したのでちょっと呟きます。

明石家さんま氏は非常によく喋ることで有名です。
それが全国的に有名になったのは「笑っていいとも」の
テレフォンショッキングのコーナーでの事件です。
通常60分番組の最初の20分ほどを前回のゲストの
紹介を受けたゲストが登場し、司会のタモリ氏とトークを
するのですが、喋り全開の明石家氏はほぼ60分喋り倒して
生番組をグチャグチャに破壊してしまったのです。
その後もレギュラーとして、その番組のコーナーを任されますが
喋りだすとコーナーも維持できなくなり、終いには
司会のタモリ氏とトークするだけという形で長年金曜日の
レギュラーとなりました。

しかし、さんま氏の「喋り」はカメラがまわっていない時も
全開で、周囲の芸人からは「喋れなくなると死ぬ」とさえ
言われていて、呼吸をするように常に周囲の笑いをとって
いるそうです。
今回の「明石家さんまの神対応」という番組は、そんな
カメラがまわっていない時の、しかも素人とのトークなどの
エピソードを紹介するものでした。

感動したのは
「昔、割りばしを入れる紙にサインしてくれと言われて
サインをしたことがあるんですよ。そしたら20年後に
『20年前にサインしてもらったのをお守りにしています』
と財布にずっとそのサインを大切に持ってくれているのを
見せられて、どんなものにでもサインしてあげなアカンなと
思ったんです。サインしてもらう紙もってない人もいますもんね」
と言う明石家氏に対してです。

これは他のものごとに対しても当てはまります。
たとえば自称アイドルの少女がストーカーに狙われていると
警察に相談に行ったとして、ナルシストの思い込みだと思い
適当に対応しために、実際にストーカーに刺される被害を
受けるかもしれません。
何かを頼まれれば、頼む人がどうであれ、頼まれた側は
真摯に対応することの大切さを教えられた気がします。

2016年11月27日日曜日

高齢者がマイカーを持たなくても、不便でない社会の構築が必用です。

最近高齢者ドライバーの運転ミスや痴呆症、持病の発症
などで重大事故が多発していることから、後期高齢者が
運転免許証を自主返納した場合、地方自治体が買物優待券
など何らかのサービスをしているとニュースでよく見ます。

自動運転の目指すべきところで自動運転は公共交通、
特に地方交通で役立てるべきと言いましたが、
これが普及すれば返納しても優待券は必用ありません。
いつまでも運転したいという欲求も多少はあるでしょうが
運転できないと生活できないから、高齢者は運転している
のです。
だから、マイカーを使用できなくても、買い物や通院など
生活に支障をきたさず、車を運転するコストとみあえば
自然とそれ相応の時期に返納されるはずです。
また、そうなるような社会でなければなりません。
運転免許証をもっている高齢者だけが税金を使って
優遇するのはよいことではありません。

しかし問題はあります。
都市部は路線バスの無人化で採算もとれますが、
地方、特に過疎化した場所はダイヤの組み方などの
工夫が要求されます。たとえば病院が9時からだと
誰もが9時前に病院へ到着したいところですが
1台の車両を東西南北から同時にはしらせなければ
ならないことになるからです。
細かいことを言えばきりがありませんが、免許がなくても
マイカーがなくても不便のない生活のできるシステムの
構築が急がれます。

余談ですが、今後の都市部には駅直結の高齢者向けの
高層マンションをつくるとヒットするでしょう。
部屋自体は広いと掃除も大変なので2DKか1LDKで
充分で、下層部にスーパーかコンビニと病院があると
なお理想的でしょう。

2016年11月26日土曜日

正義の名を振りかざして自己満足に陶酔しているシー・シェパード
















オーストラリアのメルボルンでマイヤーソン船長が、ドヤ顔で
いるのは反捕鯨団体「シー・シェパード」が日本の調査捕鯨に
対する妨害活動に投入する新型船「オーシャン・ウォリアー」の
操舵室です。
新型船「オーシャン・ウォリアー」は最高速度が25ノットを超え
日本の調査捕鯨船と張り合える速度とご満悦の様子、
強力な放水銃も装備されています。

日本は軍隊を持たない平和な国家です。
日本の船にちょっかい出しても攻撃されないことを知っていて
この船長がしている行為は、ある意味イジメです。
本人は「正義」という名のもとに闘っているつもりでしょうが
正義の名を振りかざして自己満足に陶酔しているにすぎません。
彼に投資をするオランダの組織も組織ですが、
こういった行為が許されるのは、平和な証拠でしょうか?
中国が南シナ海の美しい海を破壊して軍事基地をつくるのを
阻止しようとする「真実の正義」を実践する人が登場すれば
平和といえるのでしょうが。。。

2016年11月25日金曜日

アベノミクス終了

アベノミクス完全終了の予感というタイトルで先日呟いた
ばかりですが、いよいよ終了しました。

年金支給額の上昇を抑えるため、物価が上がっても賃金が
下がれば年金額の削減を可能にする年金制度改革法案が
本日、衆議院の委員会で採決されました。
少子高齢化社会で年金制度改革は必用なのは確かです。
しかし、賃金を上昇させてデフレからの脱却を掲げる
安倍内閣が「アベノミクス」と言っているこのタイミングで
この法案を胸を張って通そうとしている姿は哀れです。

日本維新の会も賛成していましたが、この法案のまえに
「身を切る改革」たる、いくつもの法案を内閣にせまるべき
だったのではないでしょうか?
正直、現時点で日本維新の会に関しては残念です。

これまで少子高齢化をとめる政策を実施できなかった
政府の無能さのツケを国民に支払わせる結果となりました。
そのうえで、この改革法案によりさらに国民の将来の不安は
増して、デフレの流れは加速され、もうアベノミクスがどうこうと
言ったところで収集できなくなりました。
年金問題は年金制度そのもので解決できるものではなく
今回の強行採決はあとで振り返ると「アベノミクス終了」と
いうことでしか語り継がれないのです。

で、今後です。
今後日本では、物価も賃金もあがらないなら、税収は増えません。
そこで政府はマイナンバー制度で把握した国民の資産にメスを
入れます。
一方国民は慢性的なデフレになった場合、お金を持っているだけで
価値があがるため、暴落する株式投資から資金を引き揚げ
政府の管理を嫌い、タンス貯金が史上最高額に膨れ上がります。
持っているだけでお金の価値があがるという未知の世界の到来です。
この予想がはずれるように、取り上げるのではなく、創造する政策を
次の政権ではしていってほしいものです。