数年前から江崎グリコが11月11日は「ポッキーの日」
と言って、自社製品の販売強化をしています。
なぜか今年はYAHOO!JAPANがネットショッピングを
テレビCMで盛り上げています。
― 何故なのか? ―
これは中国市場の影響のようです。
中国では11月11日を「光棍節」といい独身者のための
記念日だそうです。その歴史は1990年頃からと浅い
ものの、昨年は中国ネット販売大手「アリハバ」がたった
1日で1兆円以上の売上を伸ばしたため、YAHOO!も
それを見込んで販売強化をしているようです。
YAHOO!によると本日11月11日の午前0時から僅か
1時間で中国ネット販売大手「アリハバ」の売り上げは
5000億円近くにのぼり、昨年の売り上げを越えることは
確実です。
中国経済は勢いが衰えているものの、国民の購買意欲は
むしろヒートアップしており、それは日本での爆買い現象
にも表れています。かつての日本のバブル崩壊や、韓国の
経済破綻のような落とし穴に堕ちた経験がないためかと
思います。そしてこの購買意欲が、衰えたとはいえ今なお
GDPを上昇させる牽引力といえそうです。
ひとつ気になるのは、1時間で5000億円近い売上げを
あげるのは、当然スマホを主としたインターネットを
介してですが、私の経験で過去にアニメ「けいおん!」の
限定グッズを購入するため、販売開始時間にアクセス
したところネットに繋がりませんでした。この状態はほぼ
1日に及び、結局限定グッズは買えませんでした。
日本の企業が海外からサイバー攻撃を受ける場合、
このように短時間に膨大なアクセスをされるケースが
多いのですが、これだけの成果を残せるということは、
中国は、我が国から見ると想像もつかないような強靭な
ネットワークが構築されているということでしょうか?
2015年11月11日水曜日
2015年11月10日火曜日
変わる池島住宅
1970年大阪万国博覧会開催前に港区では
たくさんの団地が建設されました。
それから45年たった今、老朽化した団地は
壁面塗り替えや、浴室の無い団地は浴室を
増設する増築などをしていましたが、近年
建て替える動きが高まっています。
従来の団地は階段部分のコンクリートが
はげ落ちており、老朽化が確認できます。
これが現在建て替えている工事現場です。
すでに2棟が取り壊され、残りの団地も半壊の
状態になっています。
最終的には高層住宅にして建物の面積を減らし
このような感じになります。
住宅の老朽化に並行して、住人の高齢化もあり
エレベーターで上り下りすることができるのが
建て替えの真の理由なのかもしれません。
たくさんの団地が建設されました。
それから45年たった今、老朽化した団地は
壁面塗り替えや、浴室の無い団地は浴室を
増設する増築などをしていましたが、近年
建て替える動きが高まっています。
従来の団地は階段部分のコンクリートが
はげ落ちており、老朽化が確認できます。
これが現在建て替えている工事現場です。
すでに2棟が取り壊され、残りの団地も半壊の
状態になっています。
最終的には高層住宅にして建物の面積を減らし
このような感じになります。
住宅の老朽化に並行して、住人の高齢化もあり
エレベーターで上り下りすることができるのが
建て替えの真の理由なのかもしれません。
2015年11月9日月曜日
江夏豊と藤浪晋太郎
阪神ファンの私としては、現在有能な若手選手は
藤浪晋太郎投手ただひとりです。
突出した才能のある選手だけにファンの思いも
様々で、ネット掲示板が荒れる話題はたいてい
藤浪、伊東、梅野選手のいずれかです。
藤浪投手に対してファンが議論を熱くする争点は
投球数が多いか否かです。
本人も自覚のとおり、コントロールを乱して投球数が
多くなり、6回で100球というパターンが多いのですが
中継ぎ投手が頼りないため7、8イニングで120から
130球投げることが多いのです。しかも頼りにできる
先発投手が今季は4人しかいなかったため、通常
中6日間隔で登板するところを中4日ということも
ありました。
酷使しすぎではないかという意見に対し、まだまだ
投げさせるべきという意見がぶつかり熱くなるのです。
私は将来藤浪投手がメジャーリーグを目指すなら
中4日間隔でも投げていくべきだと思います。
メジャーは中4日で100球投げるのが常識です。
そして、この世界基準を満たすためにも、来年は
7イニング100球になるような投球をしてほしいと
思います。
藤浪投手が3年目にしてエースの称号を得たのですが
1968年阪神タイガースでは江夏投手がシーズン最多
奪三振記録を樹立しました。
そのシーズン江夏投手はプロ2年目の20歳でしたが
今季の藤浪投手より130イニング多い329回投げ
25勝12敗で奪三振401は今後も越えることの不可能な
日本記録です。
そんな江夏投手ですが、奪三振記録更新の逸話が
あります。
記録更新のかかる試合が巨人戦だったため、王選手か
長嶋選手から三振を獲って記録更新を目論んだのです。
そのため3番打者の王選手に打席がまわるまで
下位打線から三振をとらず敢えて打たせてとる投球を
したとのことです。
私が藤浪投手に目指してほしいのはこの打たせてとる
投球術です。
広島の前田投手や日本ハムの大谷投手は直球にも
強弱があり、ここぞという時以外はパワーセーブして
います。三振も外野フライもアウトにはかわりないのです。
現在は故障もなく、体力があるので終盤も155km/h
記録できていますが、長く活躍して名前を残すためにも
是非来シーズンは強弱をつけて、200イニング15勝
以上を達成して欲しく思います。
藤浪晋太郎投手ただひとりです。
突出した才能のある選手だけにファンの思いも
様々で、ネット掲示板が荒れる話題はたいてい
藤浪、伊東、梅野選手のいずれかです。
藤浪投手に対してファンが議論を熱くする争点は
投球数が多いか否かです。
本人も自覚のとおり、コントロールを乱して投球数が
多くなり、6回で100球というパターンが多いのですが
中継ぎ投手が頼りないため7、8イニングで120から
130球投げることが多いのです。しかも頼りにできる
先発投手が今季は4人しかいなかったため、通常
中6日間隔で登板するところを中4日ということも
ありました。
酷使しすぎではないかという意見に対し、まだまだ
投げさせるべきという意見がぶつかり熱くなるのです。
私は将来藤浪投手がメジャーリーグを目指すなら
中4日間隔でも投げていくべきだと思います。
メジャーは中4日で100球投げるのが常識です。
そして、この世界基準を満たすためにも、来年は
7イニング100球になるような投球をしてほしいと
思います。
藤浪投手が3年目にしてエースの称号を得たのですが
1968年阪神タイガースでは江夏投手がシーズン最多
奪三振記録を樹立しました。
そのシーズン江夏投手はプロ2年目の20歳でしたが
今季の藤浪投手より130イニング多い329回投げ
25勝12敗で奪三振401は今後も越えることの不可能な
日本記録です。
そんな江夏投手ですが、奪三振記録更新の逸話が
あります。
記録更新のかかる試合が巨人戦だったため、王選手か
長嶋選手から三振を獲って記録更新を目論んだのです。
そのため3番打者の王選手に打席がまわるまで
下位打線から三振をとらず敢えて打たせてとる投球を
したとのことです。
私が藤浪投手に目指してほしいのはこの打たせてとる
投球術です。
広島の前田投手や日本ハムの大谷投手は直球にも
強弱があり、ここぞという時以外はパワーセーブして
います。三振も外野フライもアウトにはかわりないのです。
現在は故障もなく、体力があるので終盤も155km/h
記録できていますが、長く活躍して名前を残すためにも
是非来シーズンは強弱をつけて、200イニング15勝
以上を達成して欲しく思います。
2015年11月8日日曜日
500系山陽新幹線「500 TYPE EVA」リフトオフ!
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」にちなんだ500系新幹線
「500 TYPE EVA」が昨日、山陽新幹線新大阪、博多間で
運行を開始しネットで話題をよんでいます。
この件で500系の魅力が改めて脚光を浴びています。
エヴァンゲリオン制作側の監修庵野秀明氏、デザイン
山下いくと氏も今回の企画が500系だからこそ
といった面もあるようです。
日本は効率や生産性というものを重視するあまり
「ものづくり」を忘れていると何度も嘆いているのは
新幹線に対しても同じです。
スピード重視で開発された夢の中の夢の超特急
500系は、汎用性の悪さから現在は山陽新幹線の
こだまのみの運行となっています。今回このような
かたちで注目されているものの、このままでは
姿を消してしまいます。
700系がN700系、N700Aと進化したように
500系もN500系と進化をすべきです。
JR西日本は開発しても活躍の場がないと考えて
いますが、つくってでも開発すべきです。
たとえば1時間おきに新大阪駅を出発して
鹿児島へ向かう「さくら」は指定席がとりにくい
状態がつづいています。その大半は熊本や
鹿児島までの乗車ではなく、博多までです。
普通車もグリーン車サイズのシートが人気なの
です。
ただでも1編成に指定席車両が5両しかないのに
新大阪・博多間に需要が多いため、旅行会社が
企画する団体ツアーや個人客が手軽に熊本や
鹿児島へ新幹線を利用できないのが現実です。
たとえば「さくら」が新大阪を出発する5分前に
500系をひかりとして出発させて指定席の混雑を
緩和するのです。これにより新しい需要を開拓
することもできます。
また、500系を利用しやすくするため、東海道新幹線
からの乗入を基本1時間に2本に減らします。
東京発広島行ののぞみを代替させるのです。
そして新しくN500系を開発し、時速360キロまで
引き上げ、広島まで70分、博多まで2時間での
運転を実現することにより、新幹線自体の価値を
上昇させることを期待します。
「500 TYPE EVA」が昨日、山陽新幹線新大阪、博多間で
運行を開始しネットで話題をよんでいます。
この件で500系の魅力が改めて脚光を浴びています。
エヴァンゲリオン制作側の監修庵野秀明氏、デザイン
山下いくと氏も今回の企画が500系だからこそ
といった面もあるようです。
日本は効率や生産性というものを重視するあまり
「ものづくり」を忘れていると何度も嘆いているのは
新幹線に対しても同じです。
スピード重視で開発された夢の中の夢の超特急
500系は、汎用性の悪さから現在は山陽新幹線の
こだまのみの運行となっています。今回このような
かたちで注目されているものの、このままでは
姿を消してしまいます。
700系がN700系、N700Aと進化したように
500系もN500系と進化をすべきです。
JR西日本は開発しても活躍の場がないと考えて
いますが、つくってでも開発すべきです。
たとえば1時間おきに新大阪駅を出発して
鹿児島へ向かう「さくら」は指定席がとりにくい
状態がつづいています。その大半は熊本や
鹿児島までの乗車ではなく、博多までです。
普通車もグリーン車サイズのシートが人気なの
です。
ただでも1編成に指定席車両が5両しかないのに
新大阪・博多間に需要が多いため、旅行会社が
企画する団体ツアーや個人客が手軽に熊本や
鹿児島へ新幹線を利用できないのが現実です。
たとえば「さくら」が新大阪を出発する5分前に
500系をひかりとして出発させて指定席の混雑を
緩和するのです。これにより新しい需要を開拓
することもできます。
また、500系を利用しやすくするため、東海道新幹線
からの乗入を基本1時間に2本に減らします。
東京発広島行ののぞみを代替させるのです。
そして新しくN500系を開発し、時速360キロまで
引き上げ、広島まで70分、博多まで2時間での
運転を実現することにより、新幹線自体の価値を
上昇させることを期待します。
2015年11月7日土曜日
法人税減税
安倍首相を議長とする政府の経済財政諮問会議は
国内総生産(GDP)を600兆円まで増やすため
企業の設備投資や賃上げを促す方策として、
企業の利益にかかる法人実効税率を来年度中に
20%台に引き下げるよう方向に舵を取りました。
しかし、これは経済対策にはなりません。
すでに投資や賃上げできる環境にありながら
高齢化からの人材確保のための待遇改善に
のみ力を入れる現状で、多少法人税を減税しても
国の借金が増えるだけです。
この先の法人税減税は条件を満たす企業にのみ
実施すべきです。
条件は大規模な設備投資を行い平均3%以上の
賃上げをおこなった企業というのはどうでしょう?
もちろん設備投資は海外に対しては対象外です。
首都圏以外に本社をおく企業の法人税は下げ、
首都圏に本社をおく企業の法人税を増税することが
私の理想です。
企業が労働者に成果主義を求める前に、国家が
企業に成果を求める方が先です。
普通なことをしていけば普通に悪化するのは
当然の理です。
「アベノミクス三本の矢」「地方創生」「1億層活躍」
これまでいろいろなキャッチフレーズが生まれても
結果が残らないのは、それぞれのキャッチフレーズ
に相当する行動がとられていないからです。
これからの法人税減税は申請をした企業に対し
審査をして、おこなうべきで、どれもこれもという
事をするのであれば、やらないほうがましです。
いずれにしろ、消費税を増税する中での減税は
それなりの効果が確約されないと、日本共産党が
政権を握ることが現実味を帯びてきます。
国内総生産(GDP)を600兆円まで増やすため
企業の設備投資や賃上げを促す方策として、
企業の利益にかかる法人実効税率を来年度中に
20%台に引き下げるよう方向に舵を取りました。
しかし、これは経済対策にはなりません。
すでに投資や賃上げできる環境にありながら
高齢化からの人材確保のための待遇改善に
のみ力を入れる現状で、多少法人税を減税しても
国の借金が増えるだけです。
この先の法人税減税は条件を満たす企業にのみ
実施すべきです。
条件は大規模な設備投資を行い平均3%以上の
賃上げをおこなった企業というのはどうでしょう?
もちろん設備投資は海外に対しては対象外です。
首都圏以外に本社をおく企業の法人税は下げ、
首都圏に本社をおく企業の法人税を増税することが
私の理想です。
企業が労働者に成果主義を求める前に、国家が
企業に成果を求める方が先です。
普通なことをしていけば普通に悪化するのは
当然の理です。
「アベノミクス三本の矢」「地方創生」「1億層活躍」
これまでいろいろなキャッチフレーズが生まれても
結果が残らないのは、それぞれのキャッチフレーズ
に相当する行動がとられていないからです。
これからの法人税減税は申請をした企業に対し
審査をして、おこなうべきで、どれもこれもという
事をするのであれば、やらないほうがましです。
いずれにしろ、消費税を増税する中での減税は
それなりの効果が確約されないと、日本共産党が
政権を握ることが現実味を帯びてきます。
2015年11月6日金曜日
天保山の奥地
明日からしばらく天気が悪くなるということで
写真を撮りに出かけました。
天保山大橋を背にいろいろなバスがとまる駐車場
バスマニアにはたまらない光景でしょうか?
今回は天保山の奥をご紹介します。
ウルトラマンの科学特捜隊基地を彷彿させる建物は
大阪文化館です。
その先には市バスの天保山バス停です。
旧天保山バス停は天保山ハーバービレッジとなり
車庫に天保山バス停を設けたのですが、天保山
から離れているのになぜ天保山かは謎です。
昭和の時代このあたりは大阪港のバス停でした。
その先左側には大阪税関のビルがあります。
新しく見えるかもわかりませんが築半世紀近くの
建築物で、大型観光船を模して造られました。
右側へ向かうともっと歴史ある建築物があります。
このビルはリニューアルしてわかりづらいですが
昭和8年竣工だそうです。
このビルは築80年です。
大阪港の風景で港区が戦後かさ上げされた
ことは、この建築物の地上部分が2階より
少し低い部分にあることからわかります。
2015年11月5日木曜日
郵政3社上場
日本郵政とその傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の
3社が昨日、東京証券取引所第1部に株式を上場し、
初値はいずれも事前に申し込んだ投資家への売出し価格を
上回りました。
1987年のNTT(初値で約25兆円)以来の大型上場と
騒がれ、昨日の大きなニュースになりました。
しかし、本当にそれだけの価値があるのでしょうか?
まず、かんぽ生命の株価が他の2社より高いのは、
発行された株券が少ないからです。
ゆうちょやかんぽに詳しい人はご存知のとおり、
民間とくらべ競争力があるわけではありません。
ただ全国至る所にある郵便局のネットワークで優位に
たっているにすぎません。
過疎化の村では、コンビニがなくても郵便局は存在します。
しかし今回この郵便局である日本郵便は全国一律サービスが
保てなくなるとの事情から上場を見送りました。
結局、3社の株価が高いのは背後にある国の影による
信頼からといえるでしょう。
来年の年賀状を出すか出さないかという調査がありました。
(2015.11.5Yahoo!ニュース 意識調査調べ)
結果は出す62.1% 出さない37.9%だったのですが、年齢別で
30代以下16.7%、40代24.1%、50代24.5%、60代以上34.7%と
若年者の回答が少ない調査なのに出さないという回答が
4割近くあります。
もちろん、ゆうちょ銀行やかんぽ生命が投資力をつけて
預かった資産を上手に運営することも重要でしょうが
まずは「郵便」というものをもっと若年者を中心に、
利用してもらえるようなアイデアが必用だと思います。
ネット販売の普及で小包事業が増えてはいますが、
増えているにも関わらず、対応が遅れているのも事実です。
これは需要が拡大しているのに、ハードもソフトも
追いついていないのです。
物流拠点も同業他社と比べ劣りますが、それよりも問題は
ネット通販各社から受けるセクションとそれを家庭に届ける
普通郵便局です。
例をあげるとあるA社がB社に大きな荷物を100個ほど
送るとします。よく見る赤い軽ワゴン1台では無理なので
3台にわけて郵便局からの配達となります。頭のいい人なら
物流拠点を出入りする赤いトラックで配達すればいいと
思いますが、日本郵便輸送という別会社で郵便局と拠点、
あるいは拠点間の輸送専門のため配達はしないのです。
しかも拠点から来たトラックから別の拠点荷を下ろし
郵便局にまわし、郵便局から配達となるので時間、コスト
あらゆるムダが生じます。
モノづくりの企業がシステムに重んじてはいけないと
思いますが、日本郵政に関してはシステム構築が課題です。
3社が昨日、東京証券取引所第1部に株式を上場し、
初値はいずれも事前に申し込んだ投資家への売出し価格を
上回りました。
1987年のNTT(初値で約25兆円)以来の大型上場と
騒がれ、昨日の大きなニュースになりました。
しかし、本当にそれだけの価値があるのでしょうか?
まず、かんぽ生命の株価が他の2社より高いのは、
発行された株券が少ないからです。
ゆうちょやかんぽに詳しい人はご存知のとおり、
民間とくらべ競争力があるわけではありません。
ただ全国至る所にある郵便局のネットワークで優位に
たっているにすぎません。
過疎化の村では、コンビニがなくても郵便局は存在します。
しかし今回この郵便局である日本郵便は全国一律サービスが
保てなくなるとの事情から上場を見送りました。
結局、3社の株価が高いのは背後にある国の影による
信頼からといえるでしょう。
来年の年賀状を出すか出さないかという調査がありました。
(2015.11.5Yahoo!ニュース 意識調査調べ)
結果は出す62.1% 出さない37.9%だったのですが、年齢別で
30代以下16.7%、40代24.1%、50代24.5%、60代以上34.7%と
若年者の回答が少ない調査なのに出さないという回答が
4割近くあります。
もちろん、ゆうちょ銀行やかんぽ生命が投資力をつけて
預かった資産を上手に運営することも重要でしょうが
まずは「郵便」というものをもっと若年者を中心に、
利用してもらえるようなアイデアが必用だと思います。
ネット販売の普及で小包事業が増えてはいますが、
増えているにも関わらず、対応が遅れているのも事実です。
これは需要が拡大しているのに、ハードもソフトも
追いついていないのです。
物流拠点も同業他社と比べ劣りますが、それよりも問題は
ネット通販各社から受けるセクションとそれを家庭に届ける
普通郵便局です。
例をあげるとあるA社がB社に大きな荷物を100個ほど
送るとします。よく見る赤い軽ワゴン1台では無理なので
3台にわけて郵便局からの配達となります。頭のいい人なら
物流拠点を出入りする赤いトラックで配達すればいいと
思いますが、日本郵便輸送という別会社で郵便局と拠点、
あるいは拠点間の輸送専門のため配達はしないのです。
しかも拠点から来たトラックから別の拠点荷を下ろし
郵便局にまわし、郵便局から配達となるので時間、コスト
あらゆるムダが生じます。
モノづくりの企業がシステムに重んじてはいけないと
思いますが、日本郵政に関してはシステム構築が課題です。
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