2015年2月14日土曜日

国道43号線の恐怖

大阪市の天王寺から神戸にかけて
阪神工業地帯を横断する国道43号線は
日本屈指の危険道路といえます。

大阪でも弁天町や泉尾での死亡事故は
恒例にもなっており、信号機等の調整で
対策を講じるものの成果はありません。

そこで本日パトカーがトラックと衝突して
クシャクシャになる事故がありました。

私も以前、西成区から港区に向かい
大正通との交差点で青信号にも関わらず
対向から強引に右折するトラックに
当てそうになったことがありました。
驚したのは、
回避ご再び直進しようとしたところ
後続のトラックが絶え間なく右折してきて
渋滞もしていない青信号なのに
交差点を越えられなかったことです。

弁天町や泉尾の交差点が危険な理由には
第一にトラックが多いことです。

迂回路として、阪神高速湾岸線がありますが
この不景気に有料道路を利用するのは
長距離輸送などの一部のトラックだけです。

第二に大阪西部の43号線の構造にあります。

神戸から大阪市に入るまでは
普通の国道ですが、淀川を越えると
弁天町まで信号のない高架道路になります。
実際は西成区まで高架道路は続きますが
弁天町から有料になるため
弁天町でほとんどの車は下に降ります。
しかし、ここからも高架運転のリズムで
運転するため、この先の交差点では
信号無視が増えてしまうのです。

これらの危険な交差点に信号無視を
自動で取り締まる機械を設置するよりも
西淀川区から港区にかけての
無料高架部分も有料としてトラックが
ゆっくりでないと走りづらい環境にすべきと
思います。

阪神高速湾岸線以外に
迂回する国道をつくればいいと
思う人もいるかもしれませんが
それは無理です。

もちろん用地買収も難しいですが
神崎川、淀川、安治川、尻無川、木津川と
5つの川を跨ぐ大きな橋をかけるだけでも
相当な費用がかかります。

大阪維新の会が区切る5つの区に
問題があるとするのはまさにここです。
湾岸区として南北の区にすると
行政的に便利でも、大きな川や港に阻まれ
人や物の行き来について
無視しているからです。

ネット通販が発達していく今後も
都市部のマイカーが減少しても
トラックが減ることは
しばらく望めません。
スピードも大切ですが、
安全のほうがより大切であることを
関わるすべての方が
認識してほしいものです。

2015年2月13日金曜日

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 (テレビシリーズ・長編 のみ抜粋)

大賞
第14回(2010年)四畳半神話大系
第15回(2011年)魔法少女まどか☆マギカ

優秀賞
第1回(1997年)新世紀エヴァンゲリオン
第2回(1998年)serial experiments lain
第3回(1999年)おじゃる丸2
第4回(2000年)陽だまりの樹
第6回(2002年)アベノ橋魔法☆商店街 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
第8回(2004年)まかせてイルか!
第9回(2005年)かみちゅ!
第11回(2007年)天元突破グレンラガン 電脳コイル
第12回(2008年)カイバ
第13回(2009年)東京マグニチュード8.0
第16回(2012年)LUPIN the Third -峰不二子という女-
第17回(2013年)有頂天家族


文化庁が毎年実施しているメディア芸術祭において
アニメーション部門の最優秀賞、優秀賞より
テレビアニメだけを抜粋しました。

あまり具体的に語っていくとキリがないのですが
明らかに大人目線の選出のような気がします。
アニメが好きな人には、これが選ばれて
どうしてあれが選ばれないのか?とか
あのアニメはあの年に放映されたのに
なぜあの年の受賞なのか・・・とか
思っているのではないでしょうか?

たとえば受賞のコメントにしても
おまえは何様?と言いたくなるような
横柄なコメントなんかもあって
すべてではないですが見るに堪えません。

一昨日も日本は国がアニメの持つ重要性を
認識していると言いましたが
そういう点からは、ある程度上から目線で
オトナの審査もいいのかもしれません。

最近は審査員賞だとか新人賞だとか
いろいろやっているようですが
底辺から育てていく意味においても
劇場アニメ部門、テレビアニメ部門、OVA部門
など各部門で審査をしたうえで
アニメーション部門を決定すれば
もっとこの賞がアニメファンの納得するものに
なると思います。

2015年2月12日木曜日

無意味になっていく「原発反対」

安倍首相は本日午後施政方針演説を
行いました。

農政改革、電力改革。
民法改正、憲法改正。
時代の流れに取り残されて
曖昧になっていた組織や法に
「改革断行内閣」としての
強い思いをぶちまけていました。

私個人としては
歴代内閣が面倒臭くて
見て見ぬふりをしていた事象に
真面目に取り組む姿勢には賛成です。

しかし今日の話題はまたしても
「原子力発電」についてです。
関西電力が今年11月の高浜原発再稼働に向け
新規制基準適合が認められたことです。

予てから主張のとおり「原発」は
保有燃料を使い切るまでは稼働すべきです。
気になるのは「関西電力」です。

関西電力は原発が永遠の電力源として
成り立っている企業です。
関西電力にそのまま運用させるのは
安全と別の意味で危険です。

他の電力会社とは別に国は
関西電力を厳しく監視、指導すべきです。
原発を稼働させながら
次世代エネルギーを模索しなければ
日本は終了しかねません。

あと「原発反対」と言ってる人に朗報です。
中国が東日本大震災で凍結していた原発を
続々と建設していくようです。
近いうちに中国の東部沿岸は
原発で埋め尽くされます。

もちろん中国が作る原発ですから
メルトダウン前提です。
当然、現状ではメルトダウンしても
放射能が飛散しても、極秘事項で
自国民にすら知らされません。
メルトダウンした原子炉は
埋められて新しいのを作れば
問題ないと考えているのです。

PM2.5と一緒に「放射能」も
御手手つないでやってくるのです。
今更、日本の原発反対とか賛成とか
言っても、来るものは来ます。
地元ならともかく、とにかく
「原発反対」と言ってる人たちは
そろそろどうすべきか考える
曲がり角に来ているのかも
しれません。

2015年2月11日水曜日

アニメっていいですね。

日本の伝統文化は「侘び寂び」で
具体的「寺院」「和食」「茶」「祭」などです。

日本の現代文化はというと「サブカルチャー」で
具体的に「漫画」「アニメ」「ゲーム」などです。

先日もイスラム国への抵抗として
「ISIS」と検索した時に
イスラム国がヒットしないよう
「ISISちゃん」という萌えキャラで
ネットを氾濫させている日本のオタク文化を
紹介しました。

今、私が楽しみにしているアニメのひとつに
「みりたり!」という作品があります。
兵士の格好をした萌えキャラが
一般家庭で大暴れといったギャグアニメで
紛争国など外国から見れば
「バカじゃないの?」と思われる作品です。

「みりたり!」は最近増えてきた短編アニメで
実質3分程度しありません。
普通3分の枠に作品を作るのは
大変な苦労のはずなのですが、
この作品はそれを逆手に取って
火に油を注いだような面白い作品です。

少なくともこんなアニメが堂々と放送され
これを見て育った日本人が
戦争を犯したり、暴動を起こしたりは
あり得ません。

TPP交渉において、著作権侵害があった場合
告訴がなくても起訴できるようにするという
アメリカの案に日本は反対していましたが
各国での裁量で判断できることになり
日本も認めることになったようです。
その背景には日本政府が原作をアレンジした
同人誌が対象になることを恐れたからです。

ここまで日本のサブカルが発展した背景には
マーケットの大きさも然ることながら
クリエーターの底辺の広さから始まる
レベルの高さがあるからです。
つまり、日本政府もサブカルチャーの重要性を
十分認識しているのです。

中国は若者に反日思想を植え付けたいものの
肝心な明日国家を動かそうかという
優秀な若者は大半日本のアニメに興味を持ち
上手くいっていないのが現実です。
対戦的な考えの愚かさを理解しているからです。

是非、世界の平和のためにも
今後も日本アニメの発展に期待します。
また、アニメを見ない人も、ぜひ一度
日本のアニメを見てはいかがでしょうか。

2015年2月10日火曜日

自由に死す

前にも述べたように、
日本というバックボーンでは
紛争地帯で取材中に巻き込まれた場合
交渉や奪還ということはありえません。

仮にアメリカ合衆国だとしても
日本よりはマシというだけです。

シリアへ渡航しようとしたフリーカメラマンが
パスポートを返納させられて
「自由を奪われた」ようなことを言っています。
ノーヘルメットでスカイツリーのてっぺんに
出ようとして止められたような状態であることに
気がついていないのです。

理不尽な事象を取材する側は、
自分が理不尽な事象とは気づきません。

政府は今後も・・・と言っていますが
今後は、行かせてあげればどうでしょう?

ただし、シリアに赴く直前の後藤氏のように
自己責任で向かい、殺されても自らの責任であると、
宣誓した映像をネットにアップくらいは
言われなくてもすべきです。

家族の同意書を添付した
誓約書を書いていただく
手続きをとれば、
記者も社長も芸人も
みんな行けばいいと思います。

日本は、自由なんですから。

2015年2月9日月曜日

大阪都構想の区割り案は机上の空論。

大阪市の区割り案に対して
詳細説明で再度コメントします。

現在案の問題点はふたつです。
一つは、各区の賑わいに大きな格差が
生じてしまうことです。
もし強行するのであれば、
湾岸区、東区、南区に拠点が必用です。

現状での拠点整備の必要性


湾岸区の弁天町に関空からのリニア駅を設置し
乗り換えて大阪駅、新大阪駅、京都駅へ行く
直通の新線を設置すべきです。

東区に東京、名古屋からのリニア駅
具体的には京橋の東側に置くべきです。

南区は天王寺駅も南区とし
奈良、和歌山からのJR線を環状線に
乗入させず天王寺止まりとし
神戸からも、尼崎から地下で
大阪、京橋、鶴橋を経て天王寺までの
新線を作り大阪駅に匹敵する利便性を
確保します。

一つは、水の都大阪としての
区割りになっていないということです。
また、大阪はキタとミナミの街と言われながら
ミナミが中央区というのも腑に落ちません。

これらの点から、現状でバランスよく
区割りするために、私は4区に分けることを
提案することに至ります。

私の考える区割り案


都構想には賛成ですが、
今の区割りであれば
投票では否定させていただきます。

2015年2月8日日曜日

本日はお休みします

本日は疲れてお休みします。

午後からずっと、初音ミク巡りしてます。
著作権云々と煩いかもしれませんが
昭和のヒット曲を初音ミクに歌わせたものを
延々と見ている始末です。

もともとヒット曲について調べていました。
坂本九の「上を向いて歩こう」が
ビルボードウィークリーEPレコード部門1位に
なったことは有名でかすが、
年間でも4位だったことに感動していると
疲れてきてそこで研究終了、今に至ります。

昭和のヒット曲が歌いやすいこともあるのか
作り手が上手いのか
最近のヒット曲は当たりはずれがあるのに
昭和のヒット曲ははずれが少ないように
思います。

真夜中のギター
ブルーライトヨコハマ
知床旅情
翼をください
赤い風船
喝采
瀬戸の花嫁
冬の色

それにしてもここ数年で
映像にしろ音楽にしろ、やる気さえあれば、
安価に簡単に創れる時代になりました。

誰もが簡単にプロになり
成功する可能性があるのです。
プロとアマの定義すら変わりつつあります。

ある企業が自社が著作権を有するものを
アップロードするのを訴えるのではなく
アップロードを発見するソフトを開発し
アップロードされた映像に自社の広告を
刷り込むシステムを開発したとありました。

企業サイドも今までは募集をかけて
学歴や面接で採用を決めていましたが
これからは膨大なプロ候補の中から
優秀な人材をいかに見つけるかの
ノウハウをもったところが
生き残れることでしょう。