2019年3月18日月曜日

過疎地こそ自動運転

政府が一般人でも自家用車でタクシーのような
有償運送業務ができる制度の拡大に乗り出した。
一般人によるタクシー業務は「白タク」として
原則禁止だが、ドライバー不足が深刻な
過疎地などでは例外を認める制度がある。
政府はこの制度をさらに緩和し、
利便性を高める方針・・・

過疎地の高齢者にとって買物や通院は
自家用車がないとできません。
新幹線、高速道路、通信網のない半世紀前なら
田舎でもそれなりの人口があったため
路線バスの運行もありましたが、
現在は地方都市でも路線バスの運営が困難で
移動手段がないのです。

ですから、白タクを認めたくなるのは
わかりますが、私は2種免許を持った
ドライバーが運行管理者のもとで運行すべきと
考えます。

その形態はタクシー会社でなくてもかまいません。
地方自治体の市民生活課の職員が資格を取得し
運行管理者、乗務員となる手段でもよいのです。
それよりも現在首都圏で実証実験をしている
無人運転の乗合自動車を、地方から普及させる
べきだと思います。
決まった経路を走る6人乗り程度の路線バスを
自動運転させるのです。
自治体にそのような運営を任せ、国が補助して
行うことにより、地方に雇用が生まれ
活性化が見込まれます。

現在特例で白タクが認められている地方の
実例をテレビで見ましたが、高齢化する
過疎の村では当然ながら運転手も70代の
高齢者です。
今、白タクを認めて凌げたとしても
10年、20年先まで維持できるか疑問です。