2019年3月10日日曜日

大阪都は必要なのでしょうか?

大阪都は必要なのでしょうか?

大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は
行き詰まった「大阪都構想」を打開すべく
職を辞して、松井知事は大阪市長選挙、
吉村市長は大阪府知事に立候補することに
なりました。

大阪市を4つの特別区に分割して
大阪市と大阪府の2重行政を失くすのが
「大阪都構想」の目的ですが
見方を変えると、大阪市に集まる大量の資金を
大阪府に分散させる・・・つまり
「大阪市解体」とも言えます。

しかし大阪市に大阪市と大阪府の組織が
混在して、2重行政をしているのも確かです。
例えば、大阪市には市立と府立の高校が
存在しています。
しかし、それなら市立高校を府立高校にすれば
問題解決なのではないでしょうか?

「大阪都」という言葉が
維新の会の言う「都構想」を
より複雑にしている気がします。
大阪市を解体しなくても
自民党大阪府連などが唱える
総合区とか言わずとも
もっとシンプルに2重行政のムダを
解決する方法を模索することが
ムダの削減ではないかと思います。