医師の人件費など診療報酬、日本医師会などは
引き上げ求める一方、健保連などが引き下げを
要請しているニュースを目にしました。
確かに高齢化社会になると、税収は減り
医療費は増えます。
しかし、どうでしょう?
アベノミクスが物価上昇を目指すのであれば
迷わず「人件費引き上げ」ではないでしょうか?
健保連は確かに将来不安です。
しかし現在は運営できており、引き下げすると
「企業の内部留保」と同じかたちになります。
企業や、富裕層から高額な税金を徴収すると
日本から逃げられてしまうという考えを
そろそろ消去すべきです。
法人税はともかく、富裕層からはもっと
所得税を徴収するようにして、消費税も
1万円以上の商品に5%、
10万円以上の商品に10%というふうに
すれば財源確保につとめられます。
三菱東京UFJ銀行が6000人の
人員削減計画を発表しました。
長引く低金利により利益が上向かない
ことが原因です。
何度か呟きましたが、世界的に
低金利政策を解除する中、
日本も解除して問題のない環境ながら
黒田総裁が強引に物価上昇を目論んだ
ために、「マイナス金利」を導入しました。
しかし、物価上昇しないのは、日銀の
責任ではなく、政策の責任です。
結果は見えています。
物価上昇は実現せず、逆に金融機関の
経営が厳しくなり、リストラや、給与面で
マイナス要素が活発になります。
今後は、これが影響して関係するところから
経済が沈滞していきそうです。
「あまんちゅ!」というアニメが実写映画化
される噂を聞きました。
「あまんちゅ!」の作者天野こずえ作品では
「ARIA」のほうが好きなので実写映画化
してほしいのですが・・・
と、ここでひとつ気づきました。
実写化されるアニメはアニメとしての価値が
薄いのではないでしょうか?
宮崎駿作品のアニメは日常的な作品であったと
しても、空を駆けまわったり、ロケのできない
舞台だったり、非日常的なアニメでないと
成立しない世界で成り立っています。
「ARIA」はネオ・ヴェネツィアという
イタリアのヴェネツィアを模した都市が
舞台となっており、実写化が難しいところが
あります。
そんな、実写では成り立たない作品だからこそ
「アニメ」が必用なのです。
言い換えれば、実写化できるのであれば
アニメである必用はないのかもしれません。
ただ例外もあるように思います。
たとえば「のんのんびより」です。
田舎が舞台で子役が4人いたところで
作品の世界観は成立しないでしょう。
「アニメだから許される独特の空気」
があると思うのです。
こういう角度からアニメを見るのも
おもしろいかもしれません。
「日本企業カイゼン委員会」と題して
神戸製鋼データ改ざん問題
日産・スバル無資格者検査問題
NHK記者過労死問題
“偽装"いまだ横行?食品業界の不祥事
というテーマで
相次ぐ企業の不祥事の背景と改善策に
ついて討論する番組を見ていました。
1時間30分番組で、いろんな人が
あーのこーのといろいろ言ってましたが、
結局はジャーナリストの門田隆将氏が言う
「リストラを囃した成れの果て」
の一言が、すべてだと思いました。
SONYがダメになったのも出井氏が
社長になり、リストラなどの経営効率化を
優先したからです。コストを抑えて
少しの間は収益がでたように見えますが
年月が経つうちにどんどん堕落して
今に至ります。
神戸製鋼や日産自動車の件においても
根本の原因はコストを少なくしようと
したからで、過労死問題もリストラで
人が減ったのに仕事量が変わらないから
残業が増えるから起きるのです。
で、気になるのは日産自動車です。
確かにカルロス・ゴーン氏が来てから
復活した日産自動車ですが、今回の件は
ゴーン氏の徹底したコストダウンが生んだ
結果であり、カルロス・ゴーン氏が
日産自動車から離れない限り、今後も
体質が変わることはないと思います。
ゴーン氏自身にそれができれば
真の有能な改革者と称賛できます。
JASRAC(日本音楽著作権協会)が、
来春から洋画に使われている音楽の使用料について
定額制から興行収入改める方針を示したことが、
波紋を広げています。
音楽教室からも使用料徴収を推進する等
このところのJASRACの動きは、
あまりにもエゲつない気がします。
「クリエーターの創作意欲のため仕方ない」と
言う意見もありますが、あるメディアは
そのクリエーターである坂本龍一氏も
現在の環境が適正ではないことは認めつつも
異論を唱えています。
前にも主張しましたが、現在の音楽売買の主流は
「ダウンロード」です。
ここに重点をおくべきです。
全国ロードショーのような映画に対して
興行収入の1%課すのはよいとして、
新鋭クリエーターが小劇場で公開するような
映画に対しても同じ条件でよいのでしょうか?
音楽教室の件もそうですが、売れたところから
徴収するのはよいとしても、これから成長
しようとするところからの徴収は、自殺行為に
等しいのではないでしょうか?
このところのJASRACの横暴な動向について
公正取引委員会は、そろそろ専門のセクションを
立上げて、JASRAC独自で著作権料徴収を
決められない様な態勢を構築すべきだと思います。
声優・鶴ひろみさんが昨夜、首都高速上
でハザードをつけたまま停車した車の
車内で死亡していたことが明らかになりました。
ご冥福をお祈りします。
外傷はなく、意識がない状態で発見されたため
運転中に体調が急変して亡くなったものと
思われます。
昨年3月梅田で意識をなくした運転手が
運転する車が、大事故を起こした事件を
思うと、突然の事で残念と思う反面、
最後まで格好よかったなぁと思います。
1980年代のアニメのヒロインを数多く
演じており、最近では映画の吹き替えや
ドキュメント番組のナレーションなど
現在も第一線で活躍していました。
追悼する声優さんは、日高のり子、
島津冴子、島本須美と懐かしい名前が
並び、テレビアニメ声優の世代交代の
早さを感じてしまいます。
財務省は、およそ5兆円の地方消費税の配分が
大都市に偏っているとして、各地の小売店などで
実際に消費された金額を中心に決める現在の仕組みを
見直し、今後、年末の税制改正の議論の中で、
検討する見通しです。
都市部に出かけて買い物をする人なども多いため、
消費額が多い大都市では減収が見込まれることから、
東京都などは「地方分権の流れに大きく逆行する」
などと反発しています。
大都市近隣県から大都市で買い物をして
お金が落ちると、大都市の地方税収が増え、
本来お金を落とした近隣県の税収は増えません。
全体的にも、大都市は税収が増え、地方は
税収が少なくなるということになり
都市と地方の格差が広がる要因になるので
財務省が見直しを検討するのは当然のことです。
しかし、都市の言い分もわからないわけでは
ありません。
テレビ番組のパネリストなんかも、
この件に関しては、賛否両論のようです。
しかし、ちょっと待ってください。
誰も何も言いませんが、消費税自体に
問題があるのではないでしょうか?
何度も言う通り、所得税の高額所得者への
課税を増税して、消費税をカバーすれば
最初から生じない問題だと思うのですが・・・