本日午後1時頃、神戸市灘区のJR神戸線六甲道~灘間に
建設中の新駅「摩耶駅」で、下り快速電車の運転士が、
線路内に鉄板のようなものがあるのを見つけ緊急停車しました。
この建設中の駅舎の工事用の足場が強風で崩れ、線路を
塞いだのです。
この影響で、JR神戸線は甲子園口~西明石間で上下線とも
運転を見合わせており、区間内で約20本が停車しました。
復旧にはまだ時間を要しそうです。
報道によると大阪駅の神戸・姫路方面への表示は
途中に運転見合わせ区間があるにも関わらず、姫路、網干行と
表示させており、係員が音声アナウンスで訂正しているそうです。
今回奇跡的に軽傷者1名ですんでいますが、
緊急停止した電車の1編成は、足場の崩れた現場の真横で
停止しており、運がよかったとしか言いようがありません。
停止しており、運がよかったとしか言いようがありません。
その後も運転見合わせを無視した表示を続けるなど
企業としての危機管理ができていないのです。
たいした利益を押し上げる要素のない新線や新駅の開業に
力を入れる前に、既存の路線のシステムを最新、最良のものに
更新し、駅舎、車両もそれに対応した最新設備に更新するべき
ではないでしょうか?
ブラジル進出という噂を聞きましたが
JR東日本やJR東海と違い、JR西日本は海外進出している場合
ではありません。
私にはJR西日本が何がしたいのかわかりません。
10年前の福知山線の事故の教訓が、
未だに口だけのものだということが