2015年11月6日金曜日

天保山の奥地







































明日からしばらく天気が悪くなるということで
写真を撮りに出かけました。





















天保山大橋を背にいろいろなバスがとまる駐車場
バスマニアにはたまらない光景でしょうか?
















今回は天保山の奥をご紹介します。
ウルトラマンの科学特捜隊基地を彷彿させる建物は
大阪文化館です。
















その先には市バスの天保山バス停です。
旧天保山バス停は天保山ハーバービレッジとなり
車庫に天保山バス停を設けたのですが、天保山
から離れているのになぜ天保山かは謎です。
昭和の時代このあたりは大阪港のバス停でした。
















その先左側には大阪税関のビルがあります。
新しく見えるかもわかりませんが築半世紀近くの
建築物で、大型観光船を模して造られました。

















右側へ向かうともっと歴史ある建築物があります。
このビルはリニューアルしてわかりづらいですが
昭和8年竣工だそうです。




















このビルは築80年です。
大阪港の風景で港区が戦後かさ上げされた
ことは、この建築物の地上部分が2階より
少し低い部分にあることからわかります。

2015年11月5日木曜日

郵政3社上場

日本郵政とその傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の
3社が昨日、東京証券取引所第1部に株式を上場し、
初値はいずれも事前に申し込んだ投資家への売出し価格を
上回りました。
1987年のNTT(初値で約25兆円)以来の大型上場と
騒がれ、昨日の大きなニュースになりました。
しかし、本当にそれだけの価値があるのでしょうか?

まず、かんぽ生命の株価が他の2社より高いのは、
発行された株券が少ないからです。
ゆうちょやかんぽに詳しい人はご存知のとおり、
民間とくらべ競争力があるわけではありません。
ただ全国至る所にある郵便局のネットワークで優位に
たっているにすぎません。
過疎化の村では、コンビニがなくても郵便局は存在します。
しかし今回この郵便局である日本郵便は全国一律サービスが
保てなくなるとの事情から上場を見送りました。
結局、3社の株価が高いのは背後にある国の影による
信頼からといえるでしょう。

来年の年賀状を出すか出さないかという調査がありました。
(2015.11.5Yahoo!ニュース 意識調査調べ)
結果は出す62.1% 出さない37.9%だったのですが、年齢別で
30代以下16.7%、40代24.1%、50代24.5%、60代以上34.7%と
若年者の回答が少ない調査なのに出さないという回答が
4割近くあります。
もちろん、ゆうちょ銀行やかんぽ生命が投資力をつけて
預かった資産を上手に運営することも重要でしょうが
まずは「郵便」というものをもっと若年者を中心に、
利用してもらえるようなアイデアが必用だと思います。

ネット販売の普及で小包事業が増えてはいますが、
増えているにも関わらず、対応が遅れているのも事実です。
これは需要が拡大しているのに、ハードもソフトも
追いついていないのです。
物流拠点も同業他社と比べ劣りますが、それよりも問題は
ネット通販各社から受けるセクションとそれを家庭に届ける
普通郵便局です。
例をあげるとあるA社がB社に大きな荷物を100個ほど
送るとします。よく見る赤い軽ワゴン1台では無理なので
3台にわけて郵便局からの配達となります。頭のいい人なら
物流拠点を出入りする赤いトラックで配達すればいいと
思いますが、日本郵便輸送という別会社で郵便局と拠点、
あるいは拠点間の輸送専門のため配達はしないのです。
しかも拠点から来たトラックから別の拠点荷を下ろし
郵便局にまわし、郵便局から配達となるので時間、コスト
あらゆるムダが生じます。
モノづくりの企業がシステムに重んじてはいけないと
思いますが、日本郵政に関してはシステム構築が課題です。

2015年11月4日水曜日

JR西日本おおさか東線

JR西日本おおさか東線をご存知でしょうか?
大阪の人も今はよく知らない人が多いと思います。
久宝寺駅と鴫野駅を結ぶ路線です。
しかし平成31年に鴫野から新大阪駅まで開業し
その先は現在、新梅田(仮称)駅まで延伸する予定で
これが完成すると大阪では誰もが知る路線と
なることと思います。

今日は現在工事中の鴫野、野江、都島、淡路、
西吹田(鴫野以外は仮称)の駅の位置について
ご紹介いたします。
その前にこの駅名ですが、配慮やわかり易さから
都島は赤川、西吹田は南吹田とすべきだと思います。





















おおさか東線は既存の貨物線を利用した路線
ではありますが、JR西日本のわりには力が
はいった新線と感じるのは、鴫野駅です。





















私が手書きした赤いラインのほうに現在の
学研都市線が乗入れて、従来の線路が
おおさか東線になります。大都市のJRで
最も貧しくケチなJR西日本なら拡張せずに
鴫野駅の先で分岐させそうなものですが、
ひとつ東側の放出駅の周辺に乗換の利便性
を考えて大きな橋梁をかけ、放出~鴫野を
複々線にするのはすごいことです。
こんなことできるなら、大阪~新今宮間を
なぜ複々線にしなかったのかと思います。





















鴫野から新大阪に向かい最初の駅が野江駅です。
京阪野江駅の西口改札からすぐで乗換の利便性
はよいのですが、タクシー乗り場など駅前スペース
がありません。京阪とは京橋で乗換えできるのに
なぜ準急も停車しないここに駅を設置するのか
よくわかりません。
もう少し先の地下鉄野江内代駅との利便性を
優先すべきだったのではと思います。





















もしかすると意外と乗降客が多くなるかも
しれないのが、この都島駅です。
このあたりは住宅が多く路線バスは
大阪駅、京橋駅方面に頻繁に運転されて
いますが、鉄道は地下鉄都島駅まで
1キロほど離れています。また北側には
高校もあり、通学需要も期待されます。
ただ、都島区にあるから、都島駅という
のは地下鉄駅と間違え混乱を来すでしょう。






















おおさか東線最大のターミナルを予感させるのが
淡路駅です。阪急の駅とも少し離れていますが、
その阪急の駅が現在大改造中で、ちょうどこの
あたりが再開発されているからです。
また、ここは京阪と違い急行停車駅で、
万博公園一帯の千里丘陵からの路線もあるため、
それらの方面から新大阪へ移動する場合は
確実にここが乗換駅となります。





















最後に西吹田駅です。
ここは工場や企業が多いので、一部の
時間帯以外は閑散とした駅になるはずです。

いずれにしろ言えることは、新大阪駅直通の
路線で便利ではあるものの、JR西日本が
お金をかけたほどの路線とはならない
であろうということです。
それは大阪モノレールや地下鉄今里筋線
の乗降客数からある程度予測できます。

2015年11月3日火曜日

大阪府知事選挙は松井氏が当確、市長選は・・・

11月22日日曜日、大阪市長選挙・大阪府知事選挙の
投票日があります。いわゆるダブル選です。

5月17日大阪市特別区設置住民投票、僅差で反対が
賛成を上回ったあと最初の選挙です。
自民党は知事候補に同党の栗原貴子氏、市長候補に
柳本顕氏を推し、おおさか維新の会は知事候補に現職
の松井一郎氏、市長候補に吉村洋文氏を擁立しました。
都構想反対派の党派は自民推薦につくはずでしたが
ここにきて公明党はどちらにもつかない姿勢をしめして
います。

この選挙まで3週間をきって、新聞・テレビなどから
そろそろ候補者がどう考えているのかという輪郭が
見えはじめています。
おおさか維新の会は住民投票に失敗したものの、
代わって行われるはずの調整会議が機能しないことから
特別区編成などの細かい点は再度練り直すとして
新たな都構想を訴えて支持を得る目論見です。
それに対する都構想反対派は都構想はすでに5月の
住民投票で住民から否定されているとして、都構想を
完全に消去るために維新を潰しにかかっています。

私は予てから特別区の編成には反対ですが、都構想
には賛成と言ってきました。維新の考えは、橋下市長
と松井知事の現在任期中での計画がとん挫したため、
私のような特別区編成反対者の声もご存知のようで、
そこから新たに次の任期の中で、考えていただける
ようです。
一方の反対派は総合区を合併により24区から数を
減らしていく考えはあるようですが、細かくどうするか
のビジョンはないようです。このため半減することが
理想とする公明党の支持を得られなかったようです。

各派のスタンスを見る限り、私的には維新が圧倒的に
有利です。反対派は空気がよめていない感じを
持ちます。
選挙の焦点は前回の投票で知名度をあげた柳本氏に
維新の吉村氏がいかに大阪市民に知名度をあげ
支持されるかだと思います。

2015年11月2日月曜日

声優の松来未祐(まつきみゆ)さん死去

声優の松来未祐(まつきみゆ)さんが先月27日に
死去していたことがわかりました。

本日、所属事務所が公式ホームページで
「病気療養中のところ平成27年10月27日38歳で
永眠致しました。ここに生前中のご厚誼を深謝し、
謹んでご報告申し上げます」と松来さんの死去を
伝えました。
謹んでご冥福をお祈りします。

アニメをよく見る私ですが松来未祐さんを知ったのは
7月から9月まで放映されていたテレビアニメ
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の
アンナ役でした。この作品はアニメとしては珍しく
オープニング映像で大きく主要キャストの役名と
声優さんの名前を、そのキャラクター画像に
テロップでかぶせるため、嫌が上でも目に入る
のです。ところが第2回目の放送時点で
活動休止を伝えるネットニュースが飛び込みます。

「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を
繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を
重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないと
いけない病気であることが分かりました」

番組開始直後だったので、途中降板かと心配
しましたが、収録後だったようで、途中交代は
なかったようです。これで気になり調べると
「這いよれニャル子さん」のクー子役など
38歳ながら最近徐々に人気がでてきている
ことに気づきました。
活動休止のメッセージからもわかるように
長年がんばった結果がようやく出始めて
仕事も増えてきた矢先なので、熱が下がらない中
無理をしていたことが、死期を早めたのかも
しれません。

先週コカイン所持で逮捕された高部あいの報道で
「キルミーベイベー二期は夢に消えた」と
ありましたが、生きていれば希望はあります。
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」や
「這いよれニャル子さん」は続編の期待できる
楽しい娯楽作品だっただけに、本当に残念です。

2015年11月1日日曜日

日本が、ものづくりの国となったのは

日本が、ものづくりの国となったのは、厳しい自然に
耐久してきた先人たちの努力からだと思います。
私のホームタウン港区も戦後の大きな台風による
浸水被害から土地をかさ上げし、水門を造ったように、
台風の通り道である日本は、それに対応する施設を
つくるために、ものづくりを行ってきました。
地震や噴火に対しても、防災の観点から建築される
建築物は世界でも最強ともいえるものです。
しかし、横浜市の傾いたマンション問題が象徴する
ように「技術より利益」という風潮になっていることは
否めません。

逆に言うと、ものづくり国家である日本は、台風、地震、
噴火などの自然災害が起こり得る可能性の高い国家
とも言えます。

ですから、原子力発電所の再稼働反対という声は
理解できます。しかし、未使用や使用済の核燃料を
抱えている我が国が原子力発電所が再稼働せずとも
危険であることを反対をしている人は理解している
のでしょうか?
私は国や地方自治体が反対運動に対応している為に
本来の安全のための手段がなされていないのでは
と思っています。

つまり、原発反対運動が原発危機の原因になる
のではないかと懸念しているのです。

何度も述べているとおり、原発は廃炉していくべきですが
エネルギー源のない日本は新しいエネルギーを
どうするかの結論につくまでは原発再稼働がベストだと
いうことです。
もちろん、すべての原発を再稼働させるのではなく、
状態のよいところに技術者を集約させるのです。
よく、ここの原発の立地条件は・・・となどと地学の研究者が
いいますが、日本である限り地震はどこでも起きる可能性が
あります。ものづくりに長けた日本が造る原発は
近年最大の地震でも壊れることはありません。
それは東日本大震災でも証明されています。

ただ、川内原発でも伊方原発でも避難想定に甘さがあります。
バスで移動といいますが、乗務員の被ばく云々の問題が
解決されたとしても、労働基準の厳しい今、非常時とはいえ
多数の乗務員を突然に乗務させるのは不可能です。
膨大なコストがかかっても、川内原発ならば非常用軌道、
伊方原発ならば非常用船舶を抱える覚悟が必用です。

話は戻りますが、横浜市のマンションのように、手抜き工事
たる建築物は多数存在していると思います。
地震はどこでも起きるとは言いましたが、私の予測では
東京都北部、埼玉県南部あたりを震源とする首都直下
地震が一番現実的だと思っています。
その時になれば、基準どおり建築されていたか、改ざん
されていたか、建築物に白黒つくことと思います。

2015年10月31日土曜日

尻無川堤防レポート

久しぶりに尻無川沿いの道を大阪ドームから
通ったのでレポートいたします。


この道と尻無川の間には瓦問屋が多数見られ
ましたが、現在は結構なくなっていて、直接
尻無川が臨めるところも増えています。


瓦問屋












尻無川沿いの空き地




















この道を挟んで、下の道と川の高さを比較できる
アングルがないので別々に撮影していますが、
川のほうが少し高いのではないかと思えます。




左側が堤防下の一般の土地の高さ

















左側が堤防下の一般の土地の高さ
















堤防下の尻無川
















国道43号線、阪神高速のガードをくぐるあたりから
さらに新しい堤防、岸壁を建設しているようです。


大阪ドームから高架下へ
















高架をくぐった先の尻無川
















通るだけでは気づかない部分にも着実に進化
していることがわかります。


高架をくぐって市内へ振り返る