消火活動の難しさを露呈するニュースが
最近相次いでいます。
苫小牧沖フェリー火災で乗員1名が亡くなり
ましたが、フェリーの沈火には火災発生から
沈下まで10日以上かかりました。これは
内部にはいるとそこから空気を送り込むことで
火の勢いを増したり、爆発させていまう危険が
あったからです。
そこで外から放水して温度を下げて沈下に
時間がかかったのです。
早く中へ入り消火活動をしていたら、乗員
1名の命は助かったかもしれませんが、船は
たいへんなことになっていたと思います。
アメリカでも最近郊外の邸宅火災で消防隊員
が家の中へ突入した途端に爆発がおきると
いう映像をテレビで報じていました。
消火の基本をご存知でしょうか?
効果的なのは、水をかけるよりも火を
包み込むことです。
火は酸素を二酸化炭素に変えて燃えるので
酸素がないと燃えられないのです。
逆に空気を与えるとよく燃えます。
ビルなどで防火扉を見かけますが、これは階段
に煙がまわって煙突の役目をしないようにさせる
ためです。煙突がないと自然と沈下します。
これにさらに気を付けないといけないのが
先日中国の天津での爆発火災です。
化学薬品などを扱う場所ではそれに合わせた
消火活動が必要になります。
今回は消火活動をしたために、消火水が何かと
大爆発を誘発したと言われています。
中国は起こしてしまった不祥事を迅速に処理して
うやむやにしようとします。それがかえっ問題を
大きくした形です。
消防局は管内の企業個人のデータを収集して
それぞれの消火方法を119番が鳴ったら
すぐに対応できるようにすることが重要です。
もちろん我々もボヤを起こした場合はいかに
火を包み込むかを考えることが重要です。
昨日アメリカメジャーリーグでマリナーズの
岩隈投手がノーヒットノーラン達成しました。
おめでとうございます。
日本人としては1996年野茂投手以来
二人目の快挙です。
野茂投手と岩隈投手の共通点はともに
近鉄バファローズ入団の投手という点です。
近鉄という球団は先発ローテーション制度
確立後も鈴木啓示、阿波野秀幸、野茂英雄
そして岩隈投手と大投手が柱となり、調子
のよい投手がその間隔を先発する傾向が
あり、これらの歴代の投手は他球団の
エースと呼ばれる投手とくらべタフなのは
間違いありません。
当然球団の成績もこれら歴代の大投手の
でき次第というところもありました。
つまり鈴木投手にしろ野茂投手にしろ
近鉄の大投手は先発登板時には相当の
重圧があったと思います。
岩隈投手に関してはやっと球界のエースと
認められた折に近鉄バファローズが同じ
パリーグのオリックスに吸収されるかたちで
合併されてしまいます。この際、岩隈投手は
オリックスの支配下登録を拒否して、新しく
誕生した楽天ゴールデンイーグルスへ
入団と若い時に苦労したプロ野球投手の
ひとりです。西鉄ライオンズの黒い霧事件
から孤軍奮闘し西武ライオンズを日本一に
導いた東尾氏と似ていると私は思います。
投手は自分がいくらいい投球をしても
チームが得点を挙げないと勝利投手には
なれません。日本でどれだけ活躍しても
世界で通用しない選手は数多くいます。
もちろん投手では日本の中6日間隔での
登板がメジャーでは中4日間隔になると
いうこともあります。
しかし基本的に、世界の舞台で活躍できる
スポーツ選手は、スポーツ選手としての
能力以外のものが必用だと私は考えます。
今日予定されていた大阪府、大阪、堺両市でつくる
「大阪戦略調整会議」が実質開かれなくなりました。
今井会長(大阪維新の会)が開催を通知しましたが、
日程の相談がなかったことに反発した自民、公明、
共産が欠席するからだそうです。
都構想を実現せずとも「大阪戦略調整会議」で
大阪はひとつになってムダをなくせると訴えた自民、
公明、共産がいきなりボイコットしていてはこの先の
大阪がどうなるのか心配です。
自民、公明、共産は会議に出席して意見を言って
アピールすれば、大阪府民の心を動かせたのに
これでは自爆テロのようなものです。
自民、公明、共産が大阪都構想の住民投票を
僅差で勝利したのは自民、公明、共産の声が届いた
わけではなく、橋下市長の強引さに大阪市民が
疑念を抱いたからです。しかもその世代は高齢者
に集中しており、5年後に投票を行えば間違いなく
賛成多数になります。
大阪維新の会は橋下市長、松井知事が失脚しても
その意思を受け継いで大阪都構想を諦めずに
推進していくべきです。
そのためには二人に代わって会をまとめる人が
でてくることが必須です。できれば橋下市長のように
強引ではなく、柔軟に物事に対処できる人がいいと
思います。
前回の投票で私は特別区の割り方が気に入らなく
反対に投じました。その点も、もう一度検討して
ぜひ都構想を実現してほしいものです。
8月10日JR北海道は留萌線の留萌駅から
先の区間に対して平成16年度内の廃止を
発表しました。
地元の方々には申し訳ありませんが、最近の
JR北海道の不祥事を見る限り、もっと早く
決断をすべきだったと思います。
留萌線の現在の終着駅の増毛は1日の
乗降人員が10名に満たず、そこまでの駅も
0名という駅が多数存在します。
今まで営業していたのが不思議です。
定期点検を行い、冬場の除雪などの対策
するコストを考えると、留萌線全体も廃止が
妥当です。最終的には釧網本線、日高本線も
廃止し、現在特急が使用する路線と札幌周辺
の路線のみを存続させるしかないと思います。
広大な北海道で鉄道の存在は重要ですが
それ故に生き残れる路線まで廃線にしては
いけないのです。大袈裟かもしれませんが
釧路や網走への路線は中国やロシアが
万一我が国に侵略してきた場合に道東の
住民を救出するパイプにもなりえます。
廃止廃止と言って来ましたが、残った路線も
このままではダメになるので、観光開発を
することが重要です。近年訪問者が増える
外国人旅行者はまず成田空港に入り東京、
富士山、京都から関西空港から出るような
パターンが多いのですが、2回目日本に
訪れる場合は北海道は人気の観光地です。
特に雪のない東南アジアからの人気は
絶大で今もたくさんの人が冬の北海道へ
訪れています。
今まで北海道の観光シーズンは夏でしたが
冬も人気がでてきたことから、札幌だけで
なく、道東、道北にも観光需要がでてきて
いるです。この移動の重要な要がJRです。
外国人の滞在日数を増やしていくために
JRは旅行会社、バス会社、ホテルと提携し
日本人だけでなく外国人観光客を増やせば
もっと収益を上げられるはずです。
特に日本から遠い欧米の方々は訪日の際、
長い日程で来るケースが多いので、東京と
京都へ観光予定の観光客を強引にでも
北海道へ日程を裂かせる努力が求められ
ます。
まずは保線管理を確実にして、増加する
点検ミスの事故を防ぐことが課題ですが
これが達成できれば札幌から稚内、網走、
釧路への高速運転に取り組み、ぜひ
魅力ある営業をしてほしいと思います。
川内原発が試運転を始め反対運動にも
一層熱があがっていますが、すでに九州には
放射能の危険性があることをご存知でしょうか?
上の図は中国が運転または今後運転を
予定している原発です。ほとんどが日本に
近い東海岸にあります。
福島原発の放射能、ニュースでは
北北東に拡散したように報じています
が、実際は東側に拡散しています。
爆発当初は渦を巻くように、首都圏を
越え富士山まで達して周回したあと
基本は上図のように拡散し、天候に
よって北北東に流れたのです。
天気が西から東へ変わっていくことを
考えると、不思議ではありません。
黄砂が毎年日本上空を曇らせるよう
中国の原子力発電所が事故になると
放射能は日本にやってきます。
特に危険なのは九州西部、状況に
よれば関西を越え首都圏までは
危険な状況に陥ります。
川内原発とこれらの原発と比べて
どちらが危険なのかは、少し考えて
みればわかります。
原子力発電所は運転していなくても
危険なのですが、日本に原発が
なくても放射能の危険があることを
知らなくてはなりません。
阪神ファンである私ですが、中日ドラゴンズの
山本昌投手は陰ながら応援しております。
昨日は今季初登板初先発でまた最年長記録
を塗り替えたものの、1回途中で投げ終わった
左手を自分の体にたたきつけ突き指をして
2回途中で投球続行不可と自ら判断して降板
しました。
突然の降板にも関わらず先発ローテーション
の投手がそのあとマウンドにあがったため
最初から中日は山本投手がすぐに降板する
ことを想定していた、つまり信用していなかった
という説が報道されています。
しかしスクリューボールを軸に投球を組み
腕を振る山本投手は、全盛のスピードからは
衰えているものの、まだまだ一流の投球だと
思います。
解説者の野村克也氏は「投手はスピードが
なくてもコントロールがあれば抑えられる。
若い投手は全員これを見て勉強すべき」と
賞賛していましたが、一昨日、150キロの
直球が真ん中に集まり立上り失点しながら
その後変化球を軸に9勝目をあげた藤浪
投手を見た後だけに、この発言は納得でき
ます。
ただ気になるのは山本投手のしぐさです。
体自体も表情もここ数年と何も変わらない
のですが、しぐさに落ち着きがないように
思います。
あとどれだけマウンドに立てるかわからない
という思いが、プレッシャーとなり焦っている
ように見受けられます。たとえば投球を終え
ベンチに帰る時の歩き方や、投げ終えた後
捕手からボールを受け取る時などの姿が
微妙に落ち着きなく感じるのです。
おそらく投げ終えた手を体にぶつけたのも
関連しているような気がします。
投球もいいし、体に故障がないのなら必ず
先発投手として役割を果たせると思います。
山本投手がんばれ!
昨日の第4試合では豪雨では試合を続けた
ものの、落雷により試合が中断されました。
「地震、雷、火事、親父」とはよく言ったものです。
そんな中、「この雷を電力として利用できれば
原子力発電に頼らなくてもよいのでは?」
という書込みがネットでありました。
確かに自然界が生み出す規格外の力です。
蓄電技術も遅れていますから、これを取り込む
ことは望めません。
しかし、雷が発生するメカニズムがわかれば
人工的に同様の現象を発生させて、疑似落雷
で発電できるのでは?と少し調べてみました。
と無知な私を曝け出してしまいました。
残念ながら雷がどうして発生するのかは
未だ解明されてなかったんですね。
多くの支持を得ている理論はあるそうですが
まだ本当のところは、わからないようです。
だから、地熱発電や風力発電があっても
雷発電はないんだなと納得したのですが、
大気流発電という大気から電気を取り出す
実験はなされているようです。
私は科学系は苦手ですが、次のエネルギー
は雷かどうかは別にして、科学的なもので
あると予感します。
東日本大震災を機に原発離れを狙う日本は
世界の先陣をきって新しいエネルギーを
実用化してほしいものです。