2019年3月20日水曜日

日本経済新聞がフェイクニュースを流した謎

2019年10月に通信キャリアへの参入を予定している
楽天モバイルネットワーク。
同社について、総務省は通信料金と端末代金の分離を
義務付ける「分離プラン」の適用対象から除外する方向で
検討している――と日経 xTECHが報じた。
 この件について総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 
料金サービス課に確認したところ、
「事実無根。3月5日に(電気通信事業法の一部を改正する法律案を)
国会に提出したばかり」とのこと。
法改正が決まらなければ、そもそも分離プランの義務化は決まらず、
それに伴う詳細も決められない――という言い分だった。
ITmedia

総務省が通信料金と端末代金を分離させ
携帯料金を値下げするように
携帯キャリア3社に注文していますが、
新たに参入しようとする楽天は優遇すると
ニュースが流れた影響で株式市場は
楽天が高騰、他の3社は暴落しました。

株式市場報道の主役たる「日本経済新聞」が
このようなフェイクニュースを報道したのには
どのような思惑があったのでしょうか?

法改正を総務省がクリアしたのち
楽天を優遇するという情報を発表前に
フライングしてしまったのか?

・・・にしても、そういったことを
公正取引委員会は黙認するのでしょうか?

それでも、総務省は楽天を優遇するのでしょうか?
利権? お金?
犯罪の臭いすらする謎ニュースです。

補足
今回の報道を「トレーダーズ・ウェブ」は
次のように13:54速報を発表しています
★13:54  楽天-後場上げ幅拡大 通信と端末の完全分離 楽天は適用除外と報道
 楽天<4755>が後場上げ幅拡大。総務省が今秋までに導入する
「通信料金と端末代金の完全分離」について、
新規参入の楽天モバイルネットワークを適用の対象から除外する方向で
検討していると伝えられている。
 日経xTECHの取材でわかったもの。
総務省は、新規参入の楽天が既存の大手3社に比べて著しく不利な点に配慮。
携帯電話全体に占める楽天の契約数シェアが一定の比率に達するまでは、
一定の端末購入補助や期間拘束を認める考えと報じられた。

2019年3月18日月曜日

過疎地こそ自動運転

政府が一般人でも自家用車でタクシーのような
有償運送業務ができる制度の拡大に乗り出した。
一般人によるタクシー業務は「白タク」として
原則禁止だが、ドライバー不足が深刻な
過疎地などでは例外を認める制度がある。
政府はこの制度をさらに緩和し、
利便性を高める方針・・・

過疎地の高齢者にとって買物や通院は
自家用車がないとできません。
新幹線、高速道路、通信網のない半世紀前なら
田舎でもそれなりの人口があったため
路線バスの運行もありましたが、
現在は地方都市でも路線バスの運営が困難で
移動手段がないのです。

ですから、白タクを認めたくなるのは
わかりますが、私は2種免許を持った
ドライバーが運行管理者のもとで運行すべきと
考えます。

その形態はタクシー会社でなくてもかまいません。
地方自治体の市民生活課の職員が資格を取得し
運行管理者、乗務員となる手段でもよいのです。
それよりも現在首都圏で実証実験をしている
無人運転の乗合自動車を、地方から普及させる
べきだと思います。
決まった経路を走る6人乗り程度の路線バスを
自動運転させるのです。
自治体にそのような運営を任せ、国が補助して
行うことにより、地方に雇用が生まれ
活性化が見込まれます。

現在特例で白タクが認められている地方の
実例をテレビで見ましたが、高齢化する
過疎の村では当然ながら運転手も70代の
高齢者です。
今、白タクを認めて凌げたとしても
10年、20年先まで維持できるか疑問です。

2019年3月13日水曜日

著作権法改正案見送り

「著作権法改正案見送り」のニュースがありました。
マンガや画像などの著作権物を無断で使用する人に
刑事罰を与えるなどの方向でしたが、
様々なケースについての問題点が解決できず
参院選後にふたたび議論する模様です。

著作権は大事ですが、
規制が厳しくなることはネットの発展の
妨げにもなりかねません。
私はまず、著作権法よりも
ネット広告に関する法整備を検討すべきだと
考えます。
マンガの違法ダウンロードサイトも
広告収入を稼ぐために法を犯すわけで
ボランティアではありません。
かと言って、表示される広告主も
違法サイトに広告をお願いしているわけでは
ありません。
広告主から広告を請け負い、サイト管理人に
広告をだしてもらう業者に
ルールを設けるのです。

インターネットに国境はないと言う声が
あがるかもしれませんが、
現にEUは「Cookie法」という法律があり
日本であれアメリカであれ、違反を犯すと
莫大な罰金を払わねばなりません。
アメリカの企業であれ、ドイツの企業であれ
著作権法違反をしているサイトに
日本企業の広告を表示した時点で
莫大な罰金を科す法律を整備することで
違法サイトに利益が上がらないようにすれば
自ずと著作権問題は下火になるのでは
ないでしょうか?

2019年3月10日日曜日

大阪都は必要なのでしょうか?

大阪都は必要なのでしょうか?

大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は
行き詰まった「大阪都構想」を打開すべく
職を辞して、松井知事は大阪市長選挙、
吉村市長は大阪府知事に立候補することに
なりました。

大阪市を4つの特別区に分割して
大阪市と大阪府の2重行政を失くすのが
「大阪都構想」の目的ですが
見方を変えると、大阪市に集まる大量の資金を
大阪府に分散させる・・・つまり
「大阪市解体」とも言えます。

しかし大阪市に大阪市と大阪府の組織が
混在して、2重行政をしているのも確かです。
例えば、大阪市には市立と府立の高校が
存在しています。
しかし、それなら市立高校を府立高校にすれば
問題解決なのではないでしょうか?

「大阪都」という言葉が
維新の会の言う「都構想」を
より複雑にしている気がします。
大阪市を解体しなくても
自民党大阪府連などが唱える
総合区とか言わずとも
もっとシンプルに2重行政のムダを
解決する方法を模索することが
ムダの削減ではないかと思います。

2019年3月4日月曜日

「ひそねとまそたん」テレビアニメとして6年ぶりに文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 で
今年、テレビアニメとして6年ぶりに
「ひそねとまそたん」が優秀賞を受賞しました。

テレビアニメで過去に大賞受賞したのは
第14回(2010年)四畳半神話大系
第15回(2011年)魔法少女まどか☆マギカ
の2作品だけです。

過去の優秀賞受賞作品は下記のとおりです。
第1回(1997年)新世紀エヴァンゲリオン
第2回(1998年)serial experiments lain
第3回(1999年)おじゃる丸2
第4回(2000年)陽だまりの樹
第6回(2002年)アベノ橋魔法☆商店街   
        攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
第9回(2005年)かみちゅ!
第11回(2007年)天元突破グレンラガン
        電脳コイル
第12回(2008年)カイバ
第13回(2009年)東京マグニチュード8.0
第17回(2013年)有頂天家族
ここ数年は、海外作品が認められるケースが多く
テレビアニメは苦戦が続いています。

テレビアニメ作品のキャラクターが描かれた
自衛官募集ポスターが炎上して、
自衛隊サイトからポスターが削除される
ニュースを見ました。
アニメに拒否反応を示す人は日本にまだまだ
存在します。
同じ「自衛隊」を描いた「ひそねとまそたん」が
今回「文化庁」からお墨付きをもらったことで
アニメについての理解が得られたらいいなと思います。

2019年3月3日日曜日

運が尽きたか?安倍政権

いよいよ新元号発表まで1ヶ月を切りました。
テレビを見てたら、新元号発表の影響で
便乗商法が盛り上がって来てるそうです。

安倍政権になって、日銀に黒田総裁が就任、
大規模な金融緩和などで、急激な円安に振れ、
それに引きづられ株高になり、
不況にブレーキがかかり、徐々に上向きに
なっていきました。
しかし、これは「アベノミクス3本の矢」の
影響もあるでしょうが、野党の言う
「たまたまの流れ」は否定できません。

前回消費税を8%に上げた時は、景気悪くなり
上げる前と上げた後の税収がほぼ同じという
悪循環でアベノミクスという言葉が消えました。
この教訓から、今回は様々な政策を駆使して
増税による景気悪化を抑えようとしています。

ただ、4月の新元号発表の影響で
一時的な好景気が生まれてしまうと、
ちょうど消費税増税後に、新元号フィーバーが
下火になり、これまで運よく景気がよかった
安倍政権も運が尽きたとなるかもしれません。