2017年7月19日水曜日

本当の梅雨明け

気象庁は本日、関東甲信越から
中国地方にかけて「梅雨明け」
を発表しました。
しかし大阪では10日ほど前から
蝉が泣いており、実際はこの頃が
梅雨明けだったと思われます。
その後の雨は、梅雨と言うより
夕立のような雨が多く、明らかに
「夏の雨」でした。

「日本には美しい四季があって」
と言うのはすでに過去のものと
なりそうな、温暖化が進むのを
気象庁が対応できていない感が
否めません。
北海道には梅雨がないと言いますが
現在の梅雨前線がロシアの
ウラジオストク付近に停滞している
ことからも、異常気象であることが
うかがえます。

天気予報を見ることは重要ですが
気象庁の言うことをそのまま
鵜呑みにすることは、やめたほうが
よいと思います。

2017年7月18日火曜日

沢田研二50年

沢田研二50周年ツアー開始と
ネットニュースで見ました。
2008年還暦ライブをテレビで
見た時はその容姿の変化に少し
ショックを覚えました。
しかし今回は役作りのためとはいえ
髪の毛が消え、髭ボーボーで
もちろん老いて、言われなければ
「沢田研二」とはわからない
変わり果てた姿でした。

しかし、それでも6時間80曲
という凄いライブを成し遂げる
「沢田研二」に尊敬せざるを得ません。
容姿は変わろうとも、音楽を愛する
「魂」わ変わらないのですから。

「この先も歌手生活は続くけど、
どうか皆さん元気でいてください。
それだけが頼りです」
と会場に呼びかけたその一言は
まさにエンターテイメントの
世界に半世紀いたからこそだと
感じました。
60周年コンサートの時は
会場に行ってみようと思います。
期待しています。


2017年7月17日月曜日

適性なゆうパック料金の目安

離島の親戚の不幸から「ユニバーサル
サービス」という言葉が最近気に
なっています。

ある投資家が、日本郵政は郵便事業の
ユニバーサルサービスを維持するために
郵便事業だけは株式会社は相応でない
という意見を言ってるのを思い出し
確かに離島だからと言って、サービス
を切り捨てるのはよくないので
そのとおりだと思いました。
しかし、現実にネット通販なんかは
離島は宅配料金が別途かかります。
とか、日数がかかります。という
表示をしています。
ある程度は仕方ないところでしょう。
しかし、少なくとも宅急便や佐川急便
とゆうパックは料金の考え方を少し
考慮すべきではないでしょうか?

たとえば4kg以内の定形外郵便は
郵便料金が1,330円必用です。
60サイズのゆうパックの料金は
区域により690円~1,400円
で、一番遠い距離でようやく定形外
より高くなります。
定型外郵便は追跡サービスもなければ
サインもいらないので、再配達もなく
ゆうパックと比べてコストが少なくて
すむはずなのに、ゆうパックより
高くなります。
これはあくまで通常料金で、法人が
大口契約で持ち込むと近い所で
ゆうパックなのに300円を切る
ケースすらあります。

県内の送付の場合を除き、法人で
あっても、大口であっても、
ゆうパックは1,400円以上の
料金設定にすべきです。
届先が「はこぽす」のような
局留めでなく、再配達の必用のない
場合は1,400円程度の料金が
妥当かと思います。
高いと思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、郵便局には他にも
「レターパック」「ゆうメール」などの
手段があり、軽量なものは、それらを
利用すればいいのです。むしろそれらより
安価になる仕掛けがおかしいのです。

それでも地方送付が赤字になるのなら
その時税金投入を考えるべきで
まずは「日本郵便」が企業としての
スタンスをはっきりと認識することが
重要です。

2017年7月16日日曜日

東京一極集中は日本政府の主要政策

政府による「東京一極集中の是正」
のかけ声もむなしく、その流れは
止まらない。

今朝の某新聞の社説からの抜萃
ですが、これは間違いです。
確かに表向きは「地方創生」とか
「首都一極集中是正」に政府が
力を入れているように見えますが
実際は「東京一極集中の助長」が
政府の政策です。

なぜなのか?
一言で言うと「楽だから」です。

最先端の企業ならITを活用して
地方に本社を置いても、都市部で
普通に営業はできるのですが、
政府、官邸はそういう器用なこと
はできません。
だから、何もかもオールインワン
で揃う東京一極集中でないと
日本の政治は成り立たないのです。

東京一極集中は日本政府の主要政策
なので、絶対一極集中是正は無理で、
地方創生津々浦々などありません。

2017年7月15日土曜日

NHKがおかしなことを考えるのは 総務省がしっかりしていないから

NHKが2019年からの実施を目指す
テレビ番組のインターネット常時同時配信
(ネット同時配信)を巡り、ネットでの
利用者にも受信料を課す考えを公に
表明しました。

「ネットでの利用者」と言っても
ネットを利用するすべての人から
受信料をとるつもりではないようですが、
受信料以前に、なぜネット同時配信を
しようとするのかがわかりません。

たとえば「サンテレビ」のような地域
民放局の放送は東京で受信できませんが
阪神タイガースの野球中継のように
サンテレビでしか見ることのできない
放送もあり、ネット同時配信があれば
メリットはあります。
しかし、全国一律放送のNHKが
ネットで配信されて、何のメリットが
あるのでしょうか?

放送がネットに押されていることから
危機感を持つのはわかります。
しかし、NHKは民法とは違います。
NHKがおかしなことを考えるのは
総務省がしっかりしていないからで
まずは、総務省がNHKをちゃんと
指導監督すべきです。

2017年7月14日金曜日

またまたコケそうな大阪都構想





















これは、前の大阪都構想実現のため
大阪市を5つの特別区にする住民投票
の時の区割り案です。





















こちらが今回報道された新たな
特別区の区割り案です。

私は何度も言っていますが、
「大阪」という街の成り立ちを
考えると、これは間違いです。
「水の都・大阪」は埋め立てられて
減ってはいるものの、河川が
街の構成の中で重要な意味を
もっています。
そのうえで、区割りを考える時、
まず淀川以北を「淀川区」として
淀川以南をどうするか考えるのが
基本です。

そんな中、画像の3つの区切り案
には共通した謎があります。
どのように分割しても「東淀川区」
が「北区」と同じ区になっている
ことです。
大阪市最大の区は「北区」です。
区割り案には東淀川区の何らかの
思惑が入っていると考えるのが
普通です。

人口のバランスと言っているよう
ですが、西区が人口急増で、
小学校が児童受け入れの限界に
きているように、今バランスが
よろしくとも、20年、30年後
バランスが保たれているとは
限りません。

私は最初「大阪都構想」に賛成
していましたが、いろいろ
見ているうちに、反対に傾きつつ
あります。
大阪府と大阪市の2重行政に
問題があるのはわかりますが
大阪市をなくしたところで、
豊中市も東大阪市も残るのです。
結局は大阪府の権限が大きくなる
だけで、大阪市に何のメリットもなく、
大阪府と大阪市以外の2重行政という
新しい課題が誕生するだけです。

大阪市を特別区にするのではなく
大阪府をなくした方が話が早い
ような気がします。

2017年7月13日木曜日

サッカーではない何か

スペイン1部バルセロナとメイン
グローバルスポンサー契約を結んだ
インターネット関連企業「楽天」との
会見に招待されたメッシをはじめ、
ネイマール、ピケ、アルダ・トゥラン
が来日し話題となっています。
胸に「Rakuten」のロゴが
入った17-18年シーズンの
新ユニホームを世界に初公開する
予定だそうですが、「楽天」は
日本のJリーグ「ヴィッセル神戸」
のスポンサー企業でもあります。

そのヴィッセル神戸に入団した
元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキが
独紙『シュポルト・ビルト』の
インタビューが面白いのでご紹介します。
中国はその資金力にモノを言わせ、
世界の有力サッカー選手を膨大な
報酬で招いており、ある意味
「世界で一番サッカータレントが多い」
と言われています。
中国の習近平主席がサッカー好きで、
中国企業に促していることが
その原因とされています。

ポドルスキ選手も中国の提示金額が
神戸の3~5倍だったことを認めつつ
「8人や9人もの代理人が間に入って
くるような交渉のやり方は、
犯罪にも近いものだ」
とその手法を手厳しく批判し
「間に絡んでくる黒いルートを経て、
大幅に少なくなる可能性が高い」
と言います。
「たとえばブンデスリーガのような
何かを成し遂げられることは
決してないだろう。
今の彼らのやり方では、
最高のリーグになるという目標を
達成できることは決してない。
今の舞台裏で起こっていることを見て
みれば、あれはサッカーではない何かだ」

高額報酬につられてたくさんの選手が
中国に集まっても、メッシやネイマール
などの「本当の頂点に立つ選手たち」が
中国を目指さないのを不思議に
思っていましたが、ポドルスキの
「サッカーではない何か」
で、なんとなくわかったような
気がしました。