2016年5月14日土曜日

爆笑会見「舛添要一ショー」

東京都の舛添要一知事が昨日、自身の政治資金の
私的流用疑惑についての釈明を行いました。

舛添氏は、自身の政治団体(現在解散)が
政治資金収支報告書に計上した「飲食代」の一部に
私的な飲食費が含まれていたことを認めました。
また家族旅行代ではないかと疑惑視された、
2013年正月と14年正月の、千葉県内のホテルでの
「会議費用」約37万円は、都知事選出馬などに関する
重要な会議を、家族と宿泊していた部屋で行ったと説明し
「私は政治活動だと思っている」と主張、し否定しました。

ネット上では会見内容よりもコップで水を飲む
舛添氏の仕草や、記者の質問が聞き取りづらいと
いうアピールのジェスチャーが、2014年に
政務活動費を巡る疑惑への釈明会見で号泣した
野々村竜太郎・元兵庫県議と似ていることで
話題騒然となりました。















やましいことをする人は同じような態度になるんですねw
ただ、舛添要一知事は号泣しませんでした。
私としてはこれからもがんばって抵抗して
都知事という職にしがみついていてほしいと願います。
きっと、もっと面白いことがおきそうだからです。

猪瀬前知事は徳洲会グループからの献金問題で辞職、
略式起訴されて公民権を失っています。
舛添要一知事と選挙を戦った田母神俊雄氏は、先月、
公職選挙法違反で逮捕されたばかりです。
東京都に一極集中した結果、東京都に巨額なお金が
集中し、金銭感覚が麻痺しているのかもしれません。
国が身を切って大胆な改革に踏み切らない限り、
誰が次の都知事になっても、こういった問題は
あとを絶ちません。

2016年5月13日金曜日

決めたルールを破る日本野球機構(NPB)

5月11日甲子園球場でおこなわれた阪神対巨人戦、
3回表の巨人の攻撃で、巨人の小林選手が本塁で
アウトとなったジャッジについて、ビデオを検証の結果
コリジョン(ルール)を適用してセーフとなりました。

この件は昨日も指摘したとおり、当該の審判員は
「阪神の原口捕手がブロックし走路を妨害したため」
と説明しましたが、映像では送球が本塁手前に
来るまで、原口捕手はブロックも走路妨害もして
いませんでした。





















本塁手前でバウンドした送球を取りに行った際に
走路で捕球したため、審判は「走路妨害」と判断
したのか、判定に使った映像が上の画像のように
とらえていなかったのかは不明ですが
「審判がコリジョンルールを理解していなかった」
のは明確です。
つまりビデオ判定の焦点は
「最初から走路を塞いでいたかどうか」
だけなのに、そこの説明をしないままにプレー再開を
強行したところからうかがえます。

で、この話題は昨日で終わりのつもりだったのですが

セ・リーグの杵渕和秀統括が阪神からコリジョンルールに関する意見書を受け取った際
「当該審判は、走路をふさがなくても捕球できたと判断した」と説明した。

という記事を見て、今日もこの話題にしました。
「阪神の原口捕手がブロックし走路を妨害したため」
と審判員が説明してから一夜明け、
「走路をふさがなくても捕球できたと判断した」
とセ・リーグの杵渕和秀統括は説明を修正するという
姑息な手段にでますが、許されるのでしょうか?
国政と違い、法をつくるところと、実施するところと
判断するところが一体だから仕方ないのでしょうか?

そもそも「走路をふさがなくても捕球できたと判断した」
という杵渕和秀の発言自体が間違えているというか
実は野球を知らないのでしょうか?
念のため別角度からの画像も貼っておきます。

































































よくわからないプロ野球でもチクッと呟きましたが
審判がルールを守らずジャッジすることを
日本野球機構(NPB)が黙認していると、
審判が勝敗をコントロールすることも可能になり、
審判を通じて野球賭博が蔓延する可能性は大きくなります。
野球賭博撲滅とかいっている団体が、このような姿勢を
とることは本末転倒です。

ひとつだけ腐敗した日本野球機構をフォローしておきます。
今回の判定について両軍のコメントです。
阪神矢野作戦兼バッテリーコーチ
「・・・ (ベースの)前に立って、手だけでタッチできるかというと、
無理だと思う。球を捕るために左足が動いている。それが
ベースをまたいで、走路を妨害したというのはどうなのか?・・・」
巨人小林捕手(当該走者)「僕も審判に『またいだらダメだ』と
言われた。追いタッチになってもいいから(ベースより)前に
出るようにしている」
審判だけでなく、両チームの監督、選手全員理解していないのです。

 「ミナミの帝王」萬田銀二郎の名言に
「法律は弱いもんに味方するんやないで、知っとるもんに味方するんや」
というのがあります。
この一件、誤審であり、それを擁護する日本野球機構(NPB)が
賭博の温床であることはわかりましたが、
ルールを知らなかった阪神ベンチの負けだと私は思います。

2016年5月12日木曜日

決めたルールを実践できない日本野球機構(NPB)の体質

昨夜、甲子園球場でおこなわれた阪神対巨人戦、
3回表の巨人の攻撃でとんでもないジャッジが
ありました。

2死1塁2塁でセンター前ヒットにより2塁走者が
本塁へスライディングしましたが嶋田哲也球審は
アウトを宣告します。
笑顔が素敵な嶋田哲也












ここで巨人からセーフではないかと抗議があり
ビデオ判定の結果
「ビデオを検証の結果、コリジョン(ルール)を
適用してセーフとします」
と言い放ちます。

杉永政信













コリジョンルールとは本塁でのクロスプレーの
危険を取り除くため、今年から導入されたルールです。

捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない。
もし捕手がボールを持たずに走者の走路をブロックしたと審判員が判断した場合、
審判員はその走者にセーフを宣告する。

とあり、これを適用してセーフとなりました。

捕手が送球を実際に守備しようとして 走者の走路をふさぐ結果になった場合 (たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)





















上は当日のテレビ放送のキャプチャー画面です。
センターからの返球がピッチャー横を通過時、
原口捕手はホームベースより前にいます。
しかし、送球が3塁側に反れたため、体で止めに
いっている様子がわかります。

先ほどのコリジョンルールのつづきです。

前記にかかわらず、捕手が送球を実際に守備しようとして
走者の走路をふさぐ結果になった場合
(たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、
本項に違反したとはみなされない。
また、走者がスライディングすることで捕手との接触を避けられたならば、
ボールを持たない捕手が本項に違反したとはみなされない。

つまり、今回原口捕手は送球を追った結果
走路をふさぐ結果になったため、仮に送球を
捕球できなかったとしてもコリジョンルール
うえで違反ではありません。
単純に杉永政信、嶋田哲也はじめ、この試合に関わった
審判員が決めたルールを実践できなかっただけです。

先日の「よくわからないプロ野球」でも述べたとおり
問題の根底には日本野球機構(NPB)の体質に
あります。

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よくわからないプロ野球」の補足

5月7日阪神対ヤクルト戦で、杉本大成審判員が
「本塁でのフォースプレイではビデオ判定できない」
と発言したことに対し、一審判員の判断で、そのような
ことを言っていいのか?と警鐘を鳴らしましたが
今回ルールを見て理解できました。
先ほどのコリジョンルールの次の文面です。

本塁でのフォースプレイには、本項を適用しない。

つまり5月7日の杉本大成審判員はあの時
適当に言ったのではなく、単純にコリジョンルール
ビデオ判定を勘違いしていたのです。

しかし5月7日にしても11日にしても、誤審から
試合の流れは大きく変わり、勝敗に直結しました。
こんなに頻繁に誤審をする日本野球機構(NPB)の
体質は早く改善すべきです。
クールな男前 杉本大成

2016年5月11日水曜日

無駄な税金

昨日からのつづきになります。

東京都の舛添要一知事が「会議費」名目で
ホテルに支出した約37万円が、家族旅行に充てられ
政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがあると
11日発売の週刊文春が報じました。
舛添氏は昨秋の欧州出張でも、往復ファーストクラス、
1泊20万円のスイートルーム、20名の団体ツアー6日間で
約5千万円と豪華ツアーで問題になっていましたが、
今回の件に誤りがなければ、犯罪です。

一昨年西宮市議会の野々村竜太郎議員が政務活動費の
不正使用から詐欺及び虚偽公文書作成・同行使で有罪と
なりましたが、とにかく政治家は金銭感覚が麻痺し易い
職業といえます。
だからこそ、政治を志す人や携わる人には
「個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
などと言ってほしくないのです。

また、どうしてこのようなことになるのでしょうか?
根本的に「自分自身に厳しくなれない」からです。
我が国は法治国家ですから、何事にも国会で法律が
制定されて、それに従ってものごとがすすんでいきます。
その国会に参加するためには、国会議員にならなければ
なりません。そのため投票する多くが高齢者だったため
高齢者が優遇される社会を約束する代わりに
票を集めて国会議員になるのです。
で、自分の利益に関わるところで頑張る一方
「一票の格差」が違法と判断されても、自分の徳に
ならないので、なかなか国会で進展がありません。
もちろん、給与削減どころか、政治家の給与明細や
政治活動費をネットで完全公開することさえできません。
国会がそんな不利益な法律を制定しないからです。

今、日本の景気をよくするには、立法、行政、司法機関を
大阪に、皇居を京都に移せばそれだけで解決できるのに
そのような意見が「おおさか維新の会」からですら
でてこないのは、政治家各々が自分に甘いからです。
そして、その運営費はすべて税金です。
だから「無駄な税金」と言う言い方は誤りではありません。
それを誰が言ったかということだけです。

2016年5月10日火曜日

堀江貴文氏「普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」

「そもそも違法行為でない租税回避を批判する意味がわからん。
それを防止したいなら法規制すりゃええやん。」
「パナマ文書のどこにニュースバリューがあるのかさっぱりわからん。
普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
これは先月、先日、ホリエモンこと堀江貴文氏のツイートです。

「やましいことがないなら、なんで今まで公開してこなかったんだよ。」
「お前は違法行為で捕まったけどな。」
「こいつやっとるな。」
「堀江氏はシンガポールを利用してるという話ですよ(^_^)」
「国民の大多数が節税出来る余地が無いのに対し、
その他の税制には抜け道とも言える余地が多々あるので
制度欠陥としてのニュースバリューはあると思います。」
「まともな労働をしたことがない人ならではの発言ですね。」
と、様々な反応があったようです。

この中で私が注目したのは
「普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
に対して
「税金が無駄という感覚がおかしい。」
という意見です。

堀江貴文氏は仮にも過去に衆議院選挙に立候補して
国政に携わろうとした人物です。
10年以上経ったとは言え「無駄な税金納めないのって普通じゃね?」は
ないですよね。
しかも堀江貴文氏は今もテレビで政治評論家ぶっています。
そんな人が平然とこのようなツイートをしていることに
怒りを越えて笑えてしまいます。

確かにタックスヘイブンは違法ではなく、堀江氏のような考えから
税金を払いたくないからしていることです。
しかし、それを許していて「国」という秩序は保たれるのでしょうか?

消費税10%増税が迫る中、高額所得者から高額に税金を負担させる
税制改革が必用です。タックスヘイブンが違法とする法の仕組みを
早急に構築して、みんなが納得する消費税引き上げにしてほしいものです。
過去、民衆の不満が歴史を変えてきたように、これをいい加減に
対処していては「アベノミクス失敗」のレベルでは収まらないかも
しれません。

今の公務員、国会議員にも無駄な税金という考えの人はいます。
消費税10%増税時には税金で収入を得るすべての人(生活保護も含む)
が10%減額くらいの措置をとれば、税についてみんなで考えられる
ようになるのではないでしょうか?

2016年5月9日月曜日

消費意欲の沸かない新製品

フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4Kも普及に伴い、
急激な勢いで価格下落が進んでいます。
そんな電機機器メーカーもリオデジャネイロオリンピックを
前に、新製品を相次いで発売しています。

ソニーは2015年に4Kモデルで米グーグルのテレビ用
基本ソフト(OS)「アンドロイドTV」を全面採用し、
インターネットとの親和性を高めたアプリケーション
(応用ソフト)の拡充や、地域別のカスタマイズなどを
進め、音声で番組を検索できるテレビを今月発売します。

シャープはテレビと接続することで視聴傾向などを分析し、
おすすめ番組を音声で知らせる「アクオス ココロビジョン
プレーヤー」を6月に発売します。

パナソニックも月内に、同社として初めてハイレゾ音源に
対応する新製品を投入します。

韓国LGエレクトロニクスは有機ELテレビを拡充、
HDRの最高規格「ドルビービジョン」への対応などを
した製品を全面に押し出しています。

私たちはどのようなテレビを求めているのでしょうか?

声で教えてもらったり、検索したりできても私は
便利には感じません。
たとえば録画予約に入る時に、視聴率ランキングから
入ることができれば便利ですが、テレビには必用
ありません。
リビングに置く大型テレビであれば、音響がよいのは
嬉しいですが、隣近所に迷惑にならない程度が求められ
ハイレゾである必用があるのかどうか疑問です。
液晶技術が発達する中、画質、消費電力両面で
有機ELの有利さもコストの割には薄れています。

私が欲しいテレビですか?
たとえば、乾電池でも動く「超低消費電力テレビ」ですかねw

家庭用ゲーム機のように、技術力が上がれば上がるほど
一定の水準を超えると消費者から離れていくことがあります。
まさにテレビがそのようになっています。

2016年5月8日日曜日

よくわからないプロ野球














上の画像は、昨日甲子園球場での阪神対ヤクルト戦で
結果的に勝負を左右した場面です。
ヤクルトの選手がホームに滑り込むシーンです。

阪神の金本監督は、 プロ野球審判員の杉本大成(すぎもと だいせい)氏に 「ビデオ判定してもらえないか?」と依頼したところ 「フォースプレー(ホームへ滑り込む選手に対して 野手がタッチする必要のないプレー)だからダメです」 と断られたそうです。
















これをセーフと判定された阪神の金本監督は、
プロ野球審判員の杉本大成(すぎもと だいせい)氏に
「ビデオ判定してもらえないか?」と依頼したところ
「フォースプレー(ホームへ滑り込む選手に対して
野手がタッチする必要のないプレー)だからダメです」
と断られたそうです。

日本野球機構井原敦事務局長はビデオ判定について
「今まではホームランか否か、フェンス際の打球への
規定でしたが、本塁上でのクロスプレー、主に本塁での
衝突プレーに疑義が生じた場合を加えました。
リプレー映像は当該試合の責任審判が必要とした場合に
使用します」と述べています。
ですから本塁上でのクロスプレーでも
当日審判を務めたプロ野球審判員の杉本大成氏が
「フォースプレーだからビデオ判定できません」と言って
しまえば、ビデオ判定の必用はなくなります。

であれば、なぜ「ビデオ判定」なるものが存在するので
しょうか?
3月30日、5月5日と横浜スタジアムでは本塁での
クロスプレーに対してビデオ判定が実施されています。
日本野球機構が決めたルールを現場の一審判員の
判断でどうにでもできる今のプロ野球がよくわかりません。

そして日本野球機構が一審判員に規則を丸投げしているため
一審判員の行為次第で今回のように勝敗は左右されます。
・・・つまり野球賭博はこれからも続きます。