2020年1月10日金曜日

私にはゴーンが正義で日産自動車が悪に映ります

元日産自動車CEOのカルロス・ゴーン氏が
保釈中にも関わらず、昨年末レバノンに
逃れていたことを明かしました。
そして1月8日会見を開き、自らの潔白と
日本の司法制度、日産自動車のクーデター
について訴えました。
これに対して日本は法務大臣をはじめ
メディアをあげて大バッシングです。

しかし、日産自動車の株主の私は正直
ゴーンが正義で日産自動車が悪に映ります。

確かに国外逃亡はアウトです。
しかし、海外からの批判がでるまで
長期間の拘留からみるように、確実な証拠は
果たして挙がっていたのでしょうか?
たとえば森友学園事件の佐川氏はどうみても
国の資産を法外に安く譲渡したのに
書類送検すらされませんでした。
もしゴーンが安倍総理に忖度して横領していれば
これほど長期間拘留したでしょうか?

日産自動車西川元社長は「あきれた」と
今回の件にコメントしていますが、
あきれたのは日産自動車の株主です。
会社のお金を不正に財布に入れていたゴーンが
いなくなったら、会社の利益がなくなるって
おかしくないですか?
普通は利益が上がるはずです。
クーデターしかゴーンを追放する手段がなかったとしても
そのあとのことを一切考えておらず
この件に携わった経営者がしれっと経営するから
株価が暴落したのは明らかです。

もしゴーンがいなくなって会社の利益が増えたなら
ゴーンは悪かったのでしょう。
もし安倍総理に忖度して国の資産に損失を与えたり
国税を無駄使いしたことが罰せられるなら
司法は正しいのでしょう。
テレビや新聞がゴーンを叩けば叩くほど
メディアへの信頼を失ってしまう今日この頃です。