2019年11月8日金曜日

「75歳以上の窓口負担の原則2割化」は甘え

政府は8日、首相官邸で全世代型社会保障検討会議を開催した。
日本医師会の横倉義武会長ら医療関係者から意見を聴取。
横倉氏は外来受診時の定額負担上乗せ導入に「容認できない」
と反対を表明した。
75歳以上の後期高齢者の医療費自己負担増に関しては、
慎重な検討を求めた。
 会議後、横倉氏は記者団に対し、

現在は原則1割の後期高齢者の窓口負担について
「負担能力に応じた形をお願いした。一律2割はだめだ」
と述べた。
 一方、健康保険組合連合会、全国健康保険協会と経団連、

日本商工会議所、連合の5団体は8日、
75歳以上の窓口負担の原則2割化などを盛り込んだ要望書を
厚生労働省に提出した。

つまり75歳以上の医療費の窓口負担を
医師会は1割負担ので現状維持しろといい、
健康保険組合や協会は2割負担にあげろと
言っているわけです。

この答えは明白で、まずは現状維持です。
今後保険組合、保険協会の財政が
苦しくなると言うなら
高額所得者からそれなりの保険料を
納めてもらうようにすればいいだけです。
年収500万円ぽっちで負担最高レベル
というのをスルーして支出を減らそう
と言う考え方、民間企業では通用しませんゾ
制度をかえればいいのです。