2020年12月25日金曜日

竈門炭治郎のうた

 今年は新型コロナウィルスで

全世界が振り回された1年でした。

そんな中、日本ではアニメ「鬼滅の刃」の映画が

大ヒット、記録的なのは国内興行収入だけでなく

今年の世界ベスト3にランクインする勢いです。


アニメの主題歌を歌うLiSAさんは

去年リリースした「紅蓮華」に加えて

今年リリースした映画主題歌「炎(ほむら)」が

1位2位独占する週もある大ヒットでしたが

これらとは別に注目されているのが

テレビ19話「ヒノカミ」のBGM・ED

中川奈美さんが歌う「竈門炭治郎のうた」です。


どんなに苦しくても 前へ 前へ 進め 絶望断ち 

失っても 失っても 生きていくしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある

傷ついても 傷ついても 立ち上がるしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある


これは「竈門炭治郎のうた」の歌詞の一部ですが

コロナ禍の暗いこの時代の中で

「絶望を断ち、前へ前へ進め」

「生きていくしかない」

「立ち上がるしかない」

という強いメッセージを投じています。

このあたりも今年「鬼滅の刃」が

受け入れられた要因かもしれません。




2020年12月11日金曜日

ヒゲ隊長の苦言から見える菅総理内閣の強権恐怖政治

 大阪府吉村知事は新型コロナウィルスの

感染者拡大する中、看護師不足を解決する

「最後の手段」として、自衛隊の派遣を

要請しました。

これに対して”ヒゲの隊長”こと陸上自衛隊出身の

佐藤正久議員が「自衛隊は便利屋ではない」

と苦言を呈しました。


これって、おかしくないですか?

大阪府に限らず、北海道も東京都も

自治体は必死に感染者に対応しています。

それに対して菅内閣は「国民にお願い」するだけで

何の対処もせず、官房長官も厚労大臣も

危機的状況と認識しておりません。

佐藤正久議員が苦言を呈する相手は

自治体の知事ではなく菅内閣です。


元自衛隊の佐藤議員は自衛隊が菅内閣に

苦言を呈することができないのは

菅内閣がそういう空気をつくっているからです。

言えば確実に佐藤議員は冷遇され

本人もそれを自覚しています。

医療崩壊はあってはならないことですが

医療崩壊を起こさないと

この国はよくならないほど重症化しています。




2020年12月7日月曜日

鬼滅の刃がアニメ化でヒットした理由

コロナで低迷する映画業界で、鬼滅の刃が

ドラえもんを抑えて興行収入連続1位の座を守り

千と千尋の神隠しを抜いて

国内映画の興行収入1位になることが確実になりました。


週刊少年ジャンプ連載でもともと人気のある漫画が

アニメ化された作品は多数あります。

しかし鬼滅の刃のように週刊少年ジャンプの連載から

アニメ化されたことがきっかけで

人気に火が付きコミックが売れて大ヒットしたのは

これまで例のなかったパターンです。


原因はキャラクターデザインにあると思います。

原作、吾峠呼世晴氏は脚本も画も緻密な構成ですが

ジャンプ読者の立場から見ると、自分の気になる漫画を

読んだ後、時間が余ってパラパラとページをめくった時に

あのキャラクターでストップすることは

まずないと思います。

ページストップして読めば

よい作品だと感じたかもしれませんが

読まなければ何も伝わりません。

個性が強すぎるというか、読者層の肌に合わないのです。

作者が女性であるということもあるかもしれません。

しかしアニメ化することによって

キャラクターがクセを削られポップになることにより

見やすくなりストーリーに入っていくことができました。

あの世界観に接しさえすれば

心にハマりやすい素晴らしい作品です。


日本のアニメはすでにやりつくした感が

ファンや関係者の間に最近漂っていますが

鬼滅の刃のヒットを機に、アニメ制作関係者の皆さんは

さほど人気がないコンテンツであっても

素晴らしい作品はどんどんアニメ化していってほしいと思います。

コミックス最終巻発売、累計発行部数1億部突破を記念して全国紙に出した新聞広告


2020年11月24日火曜日

喪中ハガキに返信するツール

この時期よく届くのが「喪中ハガキ」です。

最近会ってなくても年賀状でのやりとりを

する間柄から届いたとき、

スルーできない時使えるのが

 お線香たより「翠麗」です。

税込み1,100円、お近くの郵便局で

お問い合わせしてみてください。



2020年11月7日土曜日

大阪市特別区設置の投票結果③ これから

 維新の松井市長は前回の橋下氏同様に

今回の敗北を受け、政界引退を表明しました。

橋下氏の時同様、アホかと思いました。

大阪都構想は

今後の大阪の進むべき道だとは思います。

しかし、いきなり「賛成か反対か?」と

理解なき市民に突き付けて、

反対が多かったから「辞めます!」

の動きが極端すぎます。

しかもどちらも僅差、

賛成に投じた人の思いはどうなるの?

と思います。


特別区設置の投票までに

既存の区を統合して大阪市の形を変えて

特別区が成立しやすい土壌をなぜ

作らなかったのか・・・、

想像ですが、その理由は大阪都構想を

練り上げていく新しい人材の不足では

なかったのかと思います。

橋下氏にしても松井氏にしても

「自分の手でしか大阪都構想は実現できない」

と考えたため制限時間を設けてしまったのです。


これから維新に期待することは

松井氏引退の後、どれだけたくさんの

仕事のできる若手がでてくるかです。

政治と言うのは、ひとりのカリスマが

大衆の支持を得たところで

それだけで動くものではありません。

ジワジワと都構想への土台づくりを進めていき

大阪市民の世論が「特別区も選択肢のひとつだ」

となっていくようになることを望みます。



2020年11月3日火曜日

大阪市特別区設置の投票結果② 反対勝利の理由

 私は区分けで反対しましたが

反対が賛成を上回った理由は他にあります。

11月住民投票が決定した時、元維新の橋下徹氏が

「もうちょっと時間をおいて住民投票すべき」

とテレビで言ってましたが、

ひとことで言うとこれがすべてだったかもしれません。


確かに都構想は二重行政を廃止して

無駄な支出をなくしますが、それは市にまわらず

府のものになるので、大阪市のためになるかどうか

わからないのは事実です。

最悪すべてが大阪市に還元されなくても

損をするわけではないのですが

お金の勘定に敏感な大阪市民は

損をしてしまうという疑念にかられます。

大阪市解体で特別区になると

大阪府の中での力がなくなることは事実です。

しかし将来的には堺市も分割される計画で

特別区の人口は府内では最多となるはずです。

つまり維新の方々が反省する通り

反対派の主張に住民が納得する反論を

できる説明の時間が不足していましたし、

特別区設置後のヴィジョンも

わかりやすく説明する必要があったと思います。

それにはコロナ禍の今住民投票をするのではなく

もう少しあとで実施すべきだったでしょう。


今後維新がどういう行動をとるかわかりませんが

私ならまずは大阪市24区と隣接する市を

再編します。

反対意見もあるかもしれませんが

中央環状線より西側をすべて大阪市として

24区を3/4の18区に減らし

大阪市に編入したため面積が減った隣接市も

合併して、いきなり「大阪都」にするのではなく

中間的な体制を目指します。



2020年11月2日月曜日

大阪市特別区設置の投票結果① 私の意見

 昨夜、大阪市特別区設置の投票結果は

反対が僅かに上回り否決されました。

今日からしばらく

大阪都構想否決に対して語りたいと思います。


以前から主張するとおり

「都構想は理解するが区分けが間違っている」

というのが私の意見です。


台風・地震に備えて、淀川・安治川など

大きな河川で東西に区切り

4つのターミナルを拠点とする区割りを

2015年地元の維新関係者に提言しましたが

「区割りは変えられない」とのことでした。

1回目投票の否決後、

2回目の区割りでは4つのターミナルを

拠点とする区割りに関して

私の意見していたとおりではありますが、

区割りに関して、現在の人口で均等を

図ったのは間違いだと思います。

たとえば梅田の北側の貨物駅跡地が

「うめきた」として再開発されたように

そのさらに北側には大きな工場が複数存在し、

これらは将来超高層マンションと

変貌することが予測されます。

今後変わる人口バランスを考慮するより

災害に対応した特別区設計をしていただけず

残念でなりません。