2020年11月3日火曜日

大阪市特別区設置の投票結果② 反対勝利の理由

 私は区分けで反対しましたが

反対が賛成を上回った理由は他にあります。

11月住民投票が決定した時、元維新の橋下徹氏が

「もうちょっと時間をおいて住民投票すべき」

とテレビで言ってましたが、

ひとことで言うとこれがすべてだったかもしれません。


確かに都構想は二重行政を廃止して

無駄な支出をなくしますが、それは市にまわらず

府のものになるので、大阪市のためになるかどうか

わからないのは事実です。

最悪すべてが大阪市に還元されなくても

損をするわけではないのですが

お金の勘定に敏感な大阪市民は

損をしてしまうという疑念にかられます。

大阪市解体で特別区になると

大阪府の中での力がなくなることは事実です。

しかし将来的には堺市も分割される計画で

特別区の人口は府内では最多となるはずです。

つまり維新の方々が反省する通り

反対派の主張に住民が納得する反論を

できる説明の時間が不足していましたし、

特別区設置後のヴィジョンも

わかりやすく説明する必要があったと思います。

それにはコロナ禍の今住民投票をするのではなく

もう少しあとで実施すべきだったでしょう。


今後維新がどういう行動をとるかわかりませんが

私ならまずは大阪市24区と隣接する市を

再編します。

反対意見もあるかもしれませんが

中央環状線より西側をすべて大阪市として

24区を3/4の18区に減らし

大阪市に編入したため面積が減った隣接市も

合併して、いきなり「大阪都」にするのではなく

中間的な体制を目指します。



2020年11月2日月曜日

大阪市特別区設置の投票結果① 私の意見

 昨夜、大阪市特別区設置の投票結果は

反対が僅かに上回り否決されました。

今日からしばらく

大阪都構想否決に対して語りたいと思います。


以前から主張するとおり

「都構想は理解するが区分けが間違っている」

というのが私の意見です。


台風・地震に備えて、淀川・安治川など

大きな河川で東西に区切り

4つのターミナルを拠点とする区割りを

2015年地元の維新関係者に提言しましたが

「区割りは変えられない」とのことでした。

1回目投票の否決後、

2回目の区割りでは4つのターミナルを

拠点とする区割りに関して

私の意見していたとおりではありますが、

区割りに関して、現在の人口で均等を

図ったのは間違いだと思います。

たとえば梅田の北側の貨物駅跡地が

「うめきた」として再開発されたように

そのさらに北側には大きな工場が複数存在し、

これらは将来超高層マンションと

変貌することが予測されます。

今後変わる人口バランスを考慮するより

災害に対応した特別区設計をしていただけず

残念でなりません。



2020年10月21日水曜日

沈黙の菅政権が日本を独裁国家へと導いていく!?

 日本学術会議候補6名の任命拒否のプロセスが

闇の中に閉ざされたまま、菅義偉首相著作「政治家の覚悟」で

「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」という部分が

こっそりと削除され話題になっています。

官房長官時代、公文書廃棄問題で記者から

「「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」という

本を書いた政治家をご存じですか?」と質問を受け

平然と「存じてません」と答えた菅義偉総理大臣・・・

以前から私は菅政権に危険を感じています。

6名の任命拒否自体は問題ではないのですが

理由や説明は不要としてもプロセスは明らかにすべきです。

携帯料金値下げ、押印廃止、デジタル化、

すべて国や国民にとってよいことではありますが

6名の任命拒否も含めて総理の独断で進めすぎています。

国民に説明なしで進めることは「独裁」に過ぎず

沈黙の菅政権が今後危険な方向に進まないか心配です。




2020年9月18日金曜日

国民の不満を携帯電話値下げで逸らそうとする菅総理

「森友・加計事件」「桜を見る会」
安倍政権の検証を求める野党や
メディア、国民に対し、菅政権は
まったく耳を貸しません。

そこから生じる国民の不満は
携帯料金値下げで逸らそうと
いうのが、菅政権の第一歩です。

しかし官房長官時代、携帯料金4割
値下げを要請した際、
NTTドコモ、KDDIが様子見する中
ソフトバンクが応じなかったため
大きな値下げとはなりませんでした。

つまり安倍政権と言えど、
孫正義には及ばなかったわけです。
菅総理に勝算があるのかどうかわかりませんが
携帯電話4割値下げが叶わなかった場合
高支持率でスタートした菅政権は
いきなり窮地に陥る可能性があります。

2020年9月5日土曜日

菅総理就任時に見る今後

 安倍総理突然の辞任も

菅官房長官が引き継ぐとなれば

大きな混乱も起こらないので

まずは一安心です。


就任時に注目する点が2点あります。

ひとつは就任後すぐ解散総選挙へと

動くかどうかです。

選挙をすれば消費税減税は免れず

財務省など官僚から抵抗がありますが

それに抗う強力な政権かどうかが

判断できます。


もうひとつは石破茂氏を

入閣させるかどうかです。

「気に入らないから入閣させない」では

若手議員とベテラン議員の溝は広がり

今後勢力を維持できないかもしれません。

様々な考えの人がなんとか妥協して

納得させられるかが焦点です。


私はこのあたりを楽しみにしながら

政局を見守りたいと思います。

2020年8月16日日曜日

吉村知事「イソジンでうがいするとコロナに効果」 アホ「水でうがいした場合のデータがない」←これwwwww

大阪府の吉村知事がコロナに対し

イソジンが効果があると言い出して

薬局からイソジンが消えて

正直私も困っています。


しかし、これに対して

「水でうがいした場合のデータがない」

というバカが多数います。

4月頃を思いだしてください。

有識者の皆様は、コロナに対し

「手洗いは効果があるが、うがいは効果がない」

と言いました。

現在ネットで検索しても削除されて

ヒットしませんでしたが、痕跡は残っています。

コロナに対しての第一歩である

根本のエビデンスに誤りがあるのですか?

「水でうがいした場合のデータがない」という

アホの皆さんは斬新な意見を批判する前に

その辺を立証いただきたいものです。