2017年10月6日金曜日

無能な政治メディア

ここ数日衆議院選挙関連のニュースで
主役を務めているのは安倍総理ではなく
東京都の小池都知事です。

それにしてもマスコミは「首班指名」
について拘りすぎです。
○小池都知事は国政団体「希望の党」の
党首となったが自らは立候補しない。
○政権交代を目指すため、議席数の
過半数以上の立候補者を立てる。
この2点が矛盾しているから、小池氏の
言うことに納得できないと、やたらと
議論しているのです。

どうやら、リアルな政治は、政治評論家
や担当記者の考える世界とかけ離れて
いるようです。
単刀直入に言うと「無能」です。
私も昔はそういう考えでした。
1994年6月29日までは・・・。
その日、仕事で缶詰状態だった私が
帰宅してテレビをつけると、夜だと言うのに
国会中継をしていました。
海部元総理と社会党村山委員長が
総理の座を争う真っ最中で村山氏が
勝利しました。
報道を一切知らなかった私は自民党が
またも政権奪取に失敗したと思っていたら
テレビを見ているうちに、村山内閣が
自民党の連立と知り唖然としました。
自民党が社会党と組む姿が想像できなかった
からです。

この日のことを小池氏は取材で発言して
いました。
要は、私がこれまでに述べた通り、
希望の党は議席を伸ばし、自民党公明党は
過半数は維持するものの、自民党は議席を
減らすシナリオを小池氏も同じように
イメージしているようです。
私は安倍総理が責任をとって総理辞任の
意向をもっても自民党が辞めさせないで
あろうと述べましたが、小池都知事は
辞任のシナリオを持っているようです。

小池都知事の動向を理解できないメディアは
希望の党に対して悪いイメージを抱きはじめ
おそらく世論も都知事選挙ほどは
盛り上がりません。
それも計算に入れて、首班指名は選挙後に
決めると言っているのだと思います。
本当の小池劇場は衆議院選挙ではなく
選挙後に幕が開けます。

2017年10月5日木曜日

前原氏のリーダーシップ

衆議院選挙関連のニュースで賑わう
メディアで、ひとつ気になることが
あります。
民進党前原代表の「想定内」です。

民進党議院のうち希望の党の推薦を
得られなかったり、志しの違う議員
が、立憲民主党を立上げて分裂した
件について前原氏は「想定内」と
言ったのです。
民進党が全員希望の党の推薦を得る
ために一旦解党した際、希望の党の
小池代表が「民進党議員全員を
推薦はしない、選別して推薦する。」
と発言した際も「私に任せてほしい」
と前原氏は言いました。
しかし党は分裂して「それは想定内」
というのは、あまりに無責任です。

現時点で希望の党推薦の候補者の
半数以上は元民進党議院で、希望の党
が選挙で勝利した場合、小池代表は
国会議員ではないため、前原氏が
総理大臣となる可能性もあります。
そこまで計算して「想定内」と言って
いるという評論家もいますが、
それならそれで前原氏のリーダー
シップが問われるのではないでしょうか?

2017年10月4日水曜日

大阪環状線103系引退


10月3日にあわせて、昨日大阪環状線
を走る103系電車が引退するニュース
をいろいろなテレビ局で報じていました。
JRの前進「国鉄」が都市部の通勤電車
として活躍、昭和の「通勤電車」を代表
する車輛で、恐らく国内電車史上最高の
車両台数です。

しかし103系は通勤電車としてはじめて
カラー塗装した電車でオレンジ色は今日が
最後ですが、他の塗装はまだしばらく
運行が続きます。
また、あくまで今日無くなるのは103系
であって201系は少なくとも来年までは
運行される予定です。
(201系は下記画像参考)
















で、何が言いたいかというと、どうして
こんなにニュースで取り上げているかと
いうことです。
特に全国ニュースで取り上げられるのは
恥ずかしいです。
東京は103系から3代リニューアル
しているというのに・・・

2017年10月3日火曜日

ようやく見えた、衆議院選挙の構図

民主党は空中分解すると思っていましたが
まさか、こんなに早期に実現するとは
思っていませんでした。
これで今回の選挙の構図が明確になりました。

一つ目は、自民党・公明党の与党です。
「安定した外交」と言う点では、与党しか
実現できません。
大勝した場合は「森友・加計問題」は
有耶無耶になり、消費税は予定通り
2019年から10%になります。

二つ目は、維新の会・希望の党です。
ここが選挙で成果を上げると
「森友・加計問題」など国民が不審に思う
ところを明確にさせ、消費税増税は凍結
されますが、小池代表も橋下元代表も
選挙にすら出てこないので、政権担当能力
は皆無です。

三つ目は、共産党とゆかいな仲間たちです。
万一、ここが多くの議席を獲得すれば
安倍政権のすべては否定されますが、
政治がどうなっていくのか見通せません。

前に過去最低の投票率になると言いましたが
このわかり易さであれば、免れそうです。

2017年10月2日月曜日

NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に出演してほしいゲスト

30年以上前に毎日放送の深夜番組
だった「夜はクネクネ」が現在NHK
でやっている「鶴瓶の家族に乾杯」の
ルーツだと言いましたが、違っていた
ようです。

「鶴瓶の家族に乾杯」の番組制作の
きっかけは1995年8月に特別番組
『さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅』
です。
「さだまさしがコンサートで行く地域の
人々と、さだまさし本人がふれあう姿を
テレビにしたら面白いのでは」という
コンセプトから、さだまさしが作った
「風の谷から」という歌の舞台の岐阜県
谷汲村を訪れるロケで、その相方として
交友のあった笑福亭鶴瓶が呼ばれた
いきさつです。

つまり関西ローカルの影響では
なかったのです。
しかし、別の影響を受けていると
いう気がします。

この特別番組がつくられた1995年
1月から小田和正コンサートツアー
「FUN MORE TIME! 1995」が始まり
このコンサート以降「ご当地紀行」と
題して、コンサート会場のある都市で
小田和正が名物を食べたり、名所を
訪れる様子を撮影して、ライブの
ハーフタイムで上映しています。
この映像制作とコンサートでの上映は
現在もつづいています。そして、これは
『さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅』
のコンセプト、制作時期のタイミングが
ドンピシャです。
無理とは思いますが、家族に乾杯の
ゲストに小田和正が登場することを
期待しています。

2017年10月1日日曜日

今年の夏アニメの感想

1 プリンセス・プリンシパル 717
2 賭ケグルイ 608
3 アホガール 607
4 メイドインアビス 544
5 恋と嘘 423
6 ナイツ&マジック 418
7 ようこそ実力至上主義の教室へ 376
8 異世界食堂 289
9 異世界はスマートフォンとともに。 248
10 ボールルームへようこそ 233

今年の新作夏アニメ人気投票の
上位10作品です。
今回は投票総数が史上最多となり
投票数は伸びていますが、正直
あまり斬新な作品はなかったように
思えます。

この中で私の注目は3作品です。
4位の「メイドインアビス」は未知の
巨大な縦穴の奥へと冒険する少年少女
の物語ですが、ゲロ吐く場面が多々あり
グロいのが難点です。

5位の「恋と噓」は新しいタイプの
三角関係の恋愛モノですが、高校生にしては
エロ過ぎる場面があり、ひいてしまいます。

10位の「ボールルームへようこそ」は
ダンス競技という新ジャンルアニメですが
ダンス協議を知らなくてものめりこめる
ストーリーで完成度が高い作品です。
まだアニメはつづいているのですが、
良い作品なのに強く惹きつけるものが
感じられないところがあります。

これに象徴されるように、今期は
おもしろい作品はいくつかあったものの
これといったものがなかったのが
私の正直な感想です。
10月開始のアニメに期待です。

2017年9月30日土曜日

衆議院選挙大予想

いろいろ話題の衆議院選挙の結果を
大予想してみました。

まずは、自民党ですよね。
結局改選前よりいくらか議席を失い
安倍総理は責任を追及されそうです。
しかし、北朝鮮情勢や希望の党への
脅威から、安倍総理が固い決意を
しなければズルズルと安倍政権は
続くことでしょう。

民進党は希望の党の公認を得た議員も
無所属で勝負した議員も議席を減らす
のですが、希望の党の公認議員は
そのまま希望の党の党員となる人が
多いことでしょう。
今回の選挙の大きな争点は消費税を
増税するか凍結するかです。民進党は
増税派ですが、希望の党は凍結派
なので、凍結を支持して増税を支持
する政党には戻れません。
逆に無所属議員が民進党に帰るか
新しい民進党を作りそうです。

希望の党は自民党と元民進党、共産党が
失った議席分だけの議席を手に入れます。
しかし100議席越えるかどうかは
疑問です。
奇跡が起きたところで小池代表が
この選挙のあとに総理大臣になることは
絶対にないので、反自民の受け皿と
なっても、それ以上はないでしょう。

維新の会はこれまで合流しては失敗を
繰り返してきたため、別勢力との合流に
慎重です。今回の選挙で議席を大きく
増やすことはありません。
しかし希望の党との連携で、減らすことも
ないので、現状維持か少し増えるかです。

公明党は手堅い固定票で現状維持、
共産党は今回ばかりは反自民の受け皿と
なりきれないため、若干議席が減ります。
社民党などその他の政党にとっては厳しい
選挙となりそうです。
保守が優勢ではないものの、投票率は
首都圏などで若干上がるものの全国では
前回を下回る過去最低更新となりそうです。
選挙年齢が引き下げられたことも希望の党
や維新の会の追い風となりそうです。

小池都知事は今回の選挙結果を見て
今後の自身の身の振り方を考えます。
先の事なんてどうなるかわかりませんが、
東京オリンピックが終わるまで
小池知事は国政にでてこないと踏んで、
自民党が2019年衆参同時選挙に
打って出た場合、そこで知事を辞めて
国政に復帰するかもしれません。