2024年5月3日金曜日

女の子が音楽やってるアニメが「けいおん!」に勝てない理由

 2022年「ぼっち・ざ・ろっく!」放送から1年ちょっと

今期は女の子が音楽やってるアニメとして

ガールズバンドクライ」(バンド系)

ささやくように恋を唄う」(アコースティク系)

「夜のクラゲは泳げない」(DTM系)

の3作の新作アニメが放送されている


私が一番注目しているのは「夜のクラゲは泳げない」だ

絵が得意な少女が主人公で、元アイドルのヴォーカリストの女の子、

パソコンに音を打ち込むピアニストの女の子、

その子に打ち込みを指導し、SNSに詳しいネットオタクの女の子、

4人の少女がネットに音楽をアップして

元アイドルの女の子が自分が所属していたアイドルグループに

ギャフンと言わせようとする感じのアニメである

まさに現代的な作品ではあるが「ぼっち・ざ・ろっく!」同様

人気がでたとしても2009年放送開始の「けいおん!」には及ばない

何をもって勝つか負けるかは別として、単刀直入に「楽曲が弱い」ということ

こういったアニメはアニメとしての作品価値以外に

楽曲がいかに支持されるかがポイントとなり

単に「いい感じの曲」だけではアニメ界で注目されても、一般社会から注目されない

「けいおん!」が上手かったのは2009年放送開始ながら、1980年代の

シンプルな楽曲を劇中で多々発表し、幅広い世代に理解されたところだ

「夜のクラゲは泳げない」はありそうな音楽制作、主人公4人の少女の役割分担も明確、

ストーリーもゴールがはっきりとした100点満点の作品ではあるが

この作品が「けいおん!」を超えるためには、

米津玄師やsupercell級の音楽を挿入歌に持ってくる必要があるんですよね。。。