2017年12月29日金曜日

その後ろにある存在

年末になると、今年のニュースの
まとめ的番組が多くなります。
こういった番組のレギュラー的
存在の一人に今村元復興大臣が
います。
震災が「東北でよかった」と
失言した人です。
この人が失言をする前に
原発事故の自主避難者に対する支援が
打ち切られたことに対し、新聞記者が
「無責任ではないですか?」と
問いただされると、新聞記者に対し
「出て行きなさい!」と怒鳴って
記者会見場を退出したことがあり、
たいててセットで放送されます。

この記者会見ブチ切れ場面に対し、
ある政治記者が「今村元大臣は
記者の後ろには、国民がいることを
認識していない」と非難しました。
これはすごく重い一言です。

たとえば、いじめを受けている生徒に
先生が話をする時は、その生徒の後ろに
その生徒の両親や、その生徒の人生が
あることを忘れてはいけません。
たとえば、部下がミスをした時に
上司が指導する時は、その部下の後ろに
お客様がいることを忘れてはいけません。

今村元大臣のブチ切れ会見から
「目の前にあることだけを見て
その場の感情に任せてはいけない」
ということを教えられました。

2017年12月28日木曜日

正当な談合

ちょうど先週木曜日の呟き
リニア中央新幹線受注工事を
大手4社が談合した件について
問題ないのではないでしょうか?
と述べました。
最新のニュースを見て、この意見は
正論と確信しました。

リニア中央新幹線は国家プロジェクト
ではなく、JR東海が主催する
プロジェクトです。
税金を湯水のように使うわけでないので
当然ながら、予算は厳しくなります。
最新のニュースでは、その厳しい
予算の中から、少しでも利益を
あげる為の談合だったようです。
JR東海も、これら4社に他社の
見積額を囁いて、値段を下げさせようと
する経緯があったようで、ある意味
談合を持ちかけたのはJR東海だったと
言っても過言ではありません。

また政治的にも、企業が利益を上げて
給料がアップすることにより、景気上昇
と謳うアベノミクスでは、今回の
談合は責められないはずです。
むしろ、予算が厳しいからと言って
無理に受注して、企業が疲弊するほうが
国のためにはなりません。

「正当な談合」という日本語が
誤っているのは確かですが、
国が赤字削減しながら、景気上昇
させるためには、今回のような
ケースは必用になってくるので、
今後は常識になるかもしれません。

2017年12月27日水曜日

今年の名言「貧困女性の実態調査」

そろそろ、「今年の十大ニュース」を
新聞やテレビが特集する時期になります。
それで私も今年のニュースから
「今年の名言」を挙げたいと思います。

私が選ぶ今年の名言は、文科省
前川喜平前次官が10代の少女が接待する
「出会い系バー」へ行っていた理由を、
記者会見で述べたこの一言です。

「貧困女性の実態調査」で
「出会い系バー」へ行きました。

貧困女性の実態調査wwwww
私も「貧困女性の実態調査」したいです。
これをまともに受け止める人って
いるのでしょうか?
北朝鮮のミサイル問題など、近隣諸国
とはいろいろありましたが、
「まだまだ日本も平和だな」と思う
この1年でした。

2017年12月26日火曜日

勝利に雛形はない

某コラムで阪神タイガースに関する
ものがありました。
金本監督になって2年間、いろいろな
若手野手が台頭しましたが、メンバーが
固定されない・・・特にセンターライン
(捕手、2塁手、遊撃手、センター)が
固定されないことを危惧し、来年は
メンバーを固定して欲しいという
内容でした。

確かにこれは正論です。しかし、
「メンバーが固定されないから優勝できない」
と言い切れるでしょうか?
私は「優勝は結果」だと思っています。
メンバーが固定されなくとも、来年の今頃
「レギュラーなき優勝」でした、と
ニュースで持ち上げられているかも
しれません。
勝利に、優勝に雛形はないと思います。

それよりも先発投手の安定が重要です。
今年の広島戦で、阪神は初回に1.8失点
しています。試合開始直後で2点の
ビハインドでは、いくら中継ぎ投手陣が
有能でも不利に決まっています。
メッセンジャーも来年37歳になります。
秋山も来年どうかは投げてみないと
わかりません。
まずは安定した先発ローテーションを
構築することが急務です。

2017年12月25日月曜日

高須クリニックの高須院長

高須クリニックの高須院長って
損しているような気がします。

派手で、CM以外でもテレビに出演し、
おもしろくて・・・
「金持ってて調子乗りのおっちゃん」
と最近まで思っていました。
そう思っている人が大半だと思います。
しかし、「そこまで言って委員会」
(読売テレビ)での発言を見て
イメージが一新しました。

パネリスト8名を医師でかためた
「医療特集」では誰よりも高須院長の
発言は多く、鋭いものでした。
何より感心したのは、専門分野の
美容整形の話題よりも、内科的、外科的な
最新の学会発表も把握しているのです。
医者のスキルの高さは「最新知識の量」
と考える私から見ると、完全に名医の
レベルです。
また、高須院長は自身の体を使って
「治験」をしているそうで、
「とてもじゃないけど患者に使えない」
と思うような失敗も多数しているとのことで、
もしかすると我が国五本の指に入る
レベルかも知れません。

本人はあたりまえと思ってるのかも
しれませんが、テレビに多数出演している
のですから、バラエティでもよいので
高須院長が医療を語る番組があっても
いいのではないでしょうか?

2017年12月24日日曜日

いつかのメリークリスマス

クリスマスと縁の遠い私ですが
B’zの「いつかのメリークリスマス」が
ラジオから流れているのを聞いて
今日はこの曲について語ります。

バブル景気が終了した1992年12月
「FRIENDS」というミニアルバムに
収録されたこの曲は、普通のヒット曲と
異なり、時が経つにつれて人気が増し、
1998年B’z最高のセールスを記録した
ベストアルバムに収録されて以来は
実質的にB’zを代表する曲と言っても
過言ではありません。

なぜ、これほどヒットしたのか?
「B‘zのバラードの中でもメロディと
歌詞のバランスが良い曲」と作曲した
B‘zの松本氏がコメントするとおり、
まるでひとつの物語のような歌詞と
アコースティックギターが奏でる
前奏や間奏は美さえ感じます。
でも、私にはそれ以外に2点、感じる
ところがあります。

ひとつはバブル崩壊後の音楽シーンです。
この頃は70年代フォークソングと
80年代ニューミュージックが成熟し、
セールス的にもヒットすればCDが
100万枚以上売れる、言わば
「J-POPのピーク」と言える時期
でした。「いつかのメリークリスマス」の
切ないコード進行も、この時代だからこそ
できたのではないかと思います。

もうひとつは「サビ」です。
1990年から93年のB’zのメロディーは
ギタリストが作曲したと思えないほど
カラフルなメロディーが多く、
「いつかのメリークリスマス」のサビの
メロディーは特に優れています。
このサビは老若男女、どこの国でも
受け入れられるメロディーラインなのです。
これは、たまたまの結果かもしれませんが
事実です。
もし信用できなければ、老人か外国人に
「いつかのメリークリスマス」のサビと
他のB‘zのヒット曲のサビと聴いてもらって
判定してもらえばわかります。

なんか今日久々にラジオから流れた
この曲で、鳥肌が立ってしまいました。

2017年12月23日土曜日

私の考える大阪市の区割り

本日、大阪市港区で総合区についての
説明会がありました。
しかし、特別区の区割り同様、
総合区の区割りにも、同意できる
ものはありません。

以前4区の特別区に分割する案を
ここで述べましたが、今日は
6区に分割する案を披露させて
いただきます。

1 「淀川区」
東淀川区・淀川区・西淀川区を統合

2 「北区」
此花区・福島区・北区を統合

3 「南区」
港区・大正区・西区・中央区を統合

4 「浪速(なみはや)区」
住之江区・西成区・浪速区・住吉区を統合

5 「緑区」
都島区・城東区・東成区・旭区・鶴見区を統合

6 「阿倍野区」
天王寺区・阿倍野区・生野区・東住吉区・平野区を統合